保育内容1 遊び プロジェクト
遊びを大切にした保育
夢中になれる環境
幼児期に泥・土・水で遊ぶことは、他の時期の学びに代えることの出来ない、大切な環境と考えています。遊びには思わぬ出来事がたくさん待っています。いろいろな物・事に関わり、気がつき、世界を広げていき、対応を学び、しなやかな心と体を育てていきます。
創造的想像力を使う環境
子ども達が遊びの場を自分たちで作り出せる環境が大切と考えています。
保育室や園庭には、子どもが想像したり見立てたりしななければ遊びが始まらない遊具があふれています。木切れ・段ボール・ござ・葉っぱ・布・その他いろいろ。遊び方を限定しないこれらのガラクタのようなものが、子どもの想像を広げます。友達とイメージが重なれば、遊びはさらに面白くなります。
みんなとの遊び
遊び仲間は昔、缶けりなどの伝承遊びによって、地域社会で築かれていたと思いますが、 現代は遊ぶ場所や時間もなく「遊び仲間」が生まれにくい状況です。だからこそ幼児期に「遊び仲間」を作る経験をしておかなければならないと思うのです。
みんなで遊ぶと、ルールが必要になってきます。「ルール」は目に見えないものなので、みんなの頭の中で描いたことを共有する力が必要になります。それは、遊びの中で培われます。
荒尾第一幼稚園は、 手つなぎ鬼・氷鬼・ケイドロ・缶蹴りなど、 ルールのある集団遊びが盛んに行われています。それは子どもから子どもへと代々受け継がれている荒尾第一幼稚園の遊びの文化です。

挑戦的課題に向かう遊び
竹馬、一輪車、大縄跳びなど、目的に向かって一生懸命、取り組む姿を園庭のあちこちで日常的に見かけます。大切にしたいのは、できることより、出来るまでの粘り強さ、非認知能力です。
プロジェクト活動
プロジェクト活動は数日間に渡る活動です。主体的に物事に関わり、興味・関心・探究心を深めていきます。その中で、様々な出来事を体験していきます。その体験が子ども達を育てる糧となります。
振り返り・見通し・粘り強さ
年長組になると、話し合い、振り返り、見通しなど、活動の中で自分の気持ちをコントロールしたり抑制したりする体験をしていきます。仲間たちと主体的に参加したプロジェクトを成し遂げた体験は、大きな自信と達成感をもたらします。「学びに向かう力」を育みます。
