保育内容2

保育内容2 ごっこランド 感性 クラス活動

ごっこランド 子ども時代の特別な力 

想像力で遊ぶごっこ遊び

 幼児期はごっこ遊びを楽しむ特別な力がある時期です。何もないところに、動物も、宇宙人も、おばけも、魔法使いもやってきます。空も飛べるし、海で泳ぐ事もできます。子ども時代の特別な力です。お話の世界で遊ぶごっこ遊びは、常日頃から園生活のなかで行われています。

たぁ!

 「ごっこランド」は、毎年行われる本園自慢の行事です。日頃から行っている子ども達の大好きな「ごっこあそび」や「劇あそび」を、日常保育では出来ない照明・音楽効果を使って大がかりな展開で行い、子ども達の胸に残る心の空間を作りたいと思っています。年長児には、日頃の遊びで培った友達と協力して問題解決する場面等を課題として採り入れています。

環境を通した保育

感性を育む

 感性とは自分の周りに起きている出来事や、日常生活の小さな事柄に、柔らかな感覚を働かせ、 反応し驚いたり感動して「価値あるものや現象に気づく」敏感な心です。身近な環境と十分に関わり、そこで心を揺さぶられ、感じたことを様々に表現することによって一層磨かれていきます。様々な感性のアンテナを働かせていきたいと思います。

創造性を豊かにする環境 廃材を使った製作

素材や廃材を組み合わせて偶発的に作品が出来て行く表現活動と、自分のアイデアや課題に向かって行く「思考・課題解決型」の表現活動、それぞれの活動が必要と考えています。

クラスの活動

 クラス活動は、プロジェクト活動をはじめ製作活動、歌、劇遊び、運動遊び、自然に関する活動、行事に関するものなどがあります。子どもたちの遊びの中だけでは、経験することのできないことが盛り込まれます。子どもの興味、関心・意欲に十分に配慮し、主体的に参加できるよう心がけています。

創造的な身体表現活動

 環境からの刺激を自分なりに解釈して、自信を持って楽しく動くために、「思わず動きたくなる環境・雰囲気」「活動をフィードバックし表現を拡大していく構造があること」答えや解釈がひとつでない「表現の多様性を生む環境」が必要と考えています。

体幹ストレッチ体操・リズム遊び                 

 片足ケンケンが出来るようになったり、両足でジャンプできるようになったり、スキップや走りながら急に方向を変えられるようになったり、バランスをとる等、姿勢制御には体幹の育ちが必要です。アスレチックの丸木橋を渡るには勇気だけが必要なのではありません。仰向けに寝た赤ちゃんが一生懸命腰や足をひねり、うつ伏せになろうとしている運動や、その後上体をそらして、はって前進するときの運動が体幹の運動です。絵画の繊細な手の動きや筆圧も、お話を長時間聞く姿勢も、ハイハイの運動で育った力が側面から関係します。子ども達がより健やかに育つため、様々な動き(ストレッチ)や体幹の運動を楽しく保育の中に取り入れています。

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