
動かせる遊具パレットを園庭に置きました。
みんなどう使ったらよいのか、様子を探るように乗りました。
新しい物だったので、靴を脱いで乗る子もいました。

「滑り台にしよう」
誰かの言葉を合図に、みんなで動かして滑り台になりました。
ござを敷いた方が滑りやすいと年少組が気がつき、ゴザを持ってきました。

でも、あまり滑りません。
誰かが幼稚園にある滑り台を指し
「あんなふうにシュン(斜めに)となっていればいいんだよ」と言いました。
どのうよにしたら、斜めになるのか、
木の並べ方を色々試して、みんなで高く積み始めました。

木の上にパレットを置いて、滑ってみると、グラグラします。
グラグラしないもの、コンテナを見つけました。

コンテナは2ついることがわかり、他の遊びからことわりを入れて、もう一つ持ってきました。

そして完成。みんなで作った滑り台は、わずかな高さでも、格別の滑りごごち。
そして片付けの時間、満足感からかとても積極的に片付けをする子どもたちでした。
滑り台を作るために、気づいたり、試したり、工夫したり、話し合ったりと、しかも、異年齢の全学年がいりまじって幼稚園の醍醐味を感じるとてもいい場になりました。