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幼児期の子どもたちは、
遊びの中で経験したことを積み重ねて行くように育っていきます。
友達と協力する態度は、缶けり等の集団遊びで経験した「話し合い」が必要です。
缶けりなどの「目的で集まる」遊びが出来るようになるには、
その前に「気の合う友達との遊び」が必要です。
一人遊び 友達との遊び 集団の遊び 感覚・感触を楽しむ遊び 試行錯誤の遊び、
発展や展開を楽しむ遊び。少しずつ、世界を広げていき、深めていきます。
感性を育むことで、表現力や物事に対する探究心が育ちます。
また課題に向き合う態度、集中力が育っていきます。
友達と感情を共有したり、様々なトラブルの場で話し合い、
相手に伝えるには相手のことを考える必要があることを学び、
社会性や思いやりが育ちます。
友達との関係を深め、自己を確立し、お互いを尊重する姿が育ちます。
遊びの育ちには道筋があります。急いで飛び越えていくことは出来ません。
また、他の何かに変えられないのが「幼児期の遊び」なのです。
遊びの中で成長・成熟してきた「育ちの芽」を、教師が作り出した
意図的な環境(状況・クラス活動)の中で発揮させ、発達を促します。
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年齢を重ねるにつれ、集団でルールのある遊びが盛んに行われます。
缶蹴り、氷鬼、ドッチボール、それは昔、地域社会で行われていた遊びです。
子ども達はこの遊びの中で、社会性を養います。
誰でも仲良しの友達と仲良く遊ぶことができます。
しかし、クラスで「協同的な活動」を行うとき、
仲の『それほど良くない』友達同士の関係が築かれているかどうかが
「協同的な態度」の育ちに関係しているのではないかと考えています。
普通の「鬼ごっこ」は、仲の良い子を追いかけてしまいがちで
他の子と交流があまり見られないことがあります。
しかし、集団遊びが成熟し、少しルールの難しい缶けり、ケイドロになると
「仲の良い子」だけとの遊びではなくなります。
ルールは複雑だけど、遊びそのものが面白くなり、仲の良い子だけでなく、
「遊び」が目的で集まれるようになるのです。ここでさらに社会性が養われていくのです。缶けりは、いろんな育ちがないと出来ない遊びです。運動機能はもちろんのこと、社会性だったり、抑制だったりといろいろな知性が必要です。
そのいろいろな力は遊びの中でもまれて育つものです。みんなで協力して、課題を解決していく力がこれからの子どもたちには必要と言われています。
それは、昔ながらの伝承遊びの中で培った力です。昔ながらの集団遊びは、子どもから子どもへ代々受け継がれていく本園の遊びの文化です。
ねらい
・協同的な態度の育成(アクティブ・ラーニング)・思ったことを主張したり認め合う姿
・継続的な作業を通して集中力・課題に向き合う態度・創造的な表現力・生活の見通し・計画性
・自己の言動に対する責任など
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お話の世界で遊ぶごっこあそび・劇遊びは、常日頃から園生活のなかで行われています。この遊びは、子ども時代にしかできない、子どもならではの能力を使います。
イメージで遊ぶおもしろさ、イメージを表現する喜び、
イメージを仲間と共有する楽しさを子ども達に十分に味わって欲しいと思います。
「ごっこランド」は、毎年行われる本園ならではの子ども達の大好きな行事のひとつです。日頃から子ども達の大好きな「ごっこあそび」や「劇あそび」を、照明・音楽効果を使って日常保育では出来ない大がかりな展開で行い、
子ども達の胸に残る心の空間を作るのがねらいの行事です。
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本園の園庭・保育室には、子どもが想像したり、
見立てたりしななければ、遊びが始まらない遊具にあふれています。
木切れ・段ボール、・ござ・土、葉っぱ、水、布、その他いろいろ。
遊び方を限定しないこれらのガラクタのようなものが、子どもの想像を広げます。
廃材等を使って、試行錯誤しながら想像したものを
製作できる環境を園庭・保育室に作っています。
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泥に水を混ぜて好みの軟らかさを求める時。
ピカピカの泥団子を作る時、虫を探す時。
砂場の山にトンネルをあける時。泥のクッキーを作る時、何かに挑戦している時
好みの入れ物、必要な道具類を探す時、
雨樋を組み合わせて、どうしたら水が下まで流れるか考えている時
子ども達は真剣な表情で、集中力を発揮します。
子ども達の生活を豊かにするために
感性を育む保育、事象への興味関心・意欲を育む保育を行っています。
物や事象へ興味関心を持って意欲的に関わる力。
自分から物事を深めようとする探究心。
これらの力を発揮するためにはアンテナの部分、
感性が必要と考え、それらを養う五感を働かせる遊びや保育活動を行っています。
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