TOP  考え・エッセイ

てぶくろ

ごっこランドの日・・・ 


12月15日、ごっこランドがありました。今年入園した子どもたち、そして私にとっても初めてのごっこランドでした。ひよこ組は「宇宙旅行」と「20匹のこぶた」をしました。どんな話にしたらいいのか悩んでいると、ひよこ組の男の子たちが、ソフトブロックでロケットを作っている姿を見て宇宙の話を考えました。「宇宙旅行」は私の思うままに考えた話ですぐに出来上がったのですが、もう一つの話を選ぶのに随分時間がかかりました。子どもたちがオオカミの出てくる話が好きだから「3匹のこぶた」を基にした話にしました。さあ、ここから作り物です。私は工作が大の苦手で、何から始めたらいいのか時間だけが過ぎていき、ギリギリまで作業をしていました。大道具を作っている時、先生達だけで台本の練習をしている時、一体どんなものになるのか見当もつかず、不安で不安で仕方ありませんでした。唯一、不安なく楽しめた事は、衣装合わせでした。私はサル、絵里先生はオオカミ、美貴子先生はキジ、鏡や窓の前に立って大笑いでした。

さて、いよいよ本番の日を迎えました。私は緊張のあまり5時に目が覚めてしまいました。20人のひよこ組さんが話の中に入ってきてくれるのか心配でしたが、いざ始まると、宇宙人やオオカミを見る目は輝いていました。私の所へ来て、こっそり「いい考えがあるんだけど・・・」と言った子、思い付いた事を次々に言っていた子、私は子どもたち全員にピンマイクをつけたい気持ちでいっぱいになりました。実は宇宙旅行で、ラビット星のボスにみんなでニンジンをあげる場面がありましたが、あれは台本にあるものではなく、その時、子どもが言ったものでした。「あ、これがごっこランドなんだ」と私自身が感じた事です。来年、子ども達が「ごっこランドいつ?」と楽しみにしてくれるだろうなと勝手に期待しています。