- 【報告1】公開保育
- 【報告1】秋田喜代美先生 荒尾第一幼稚園の公開保育を参観後の講評 要約
- 【報告1】園内環境見学11:30-12:00
- 【報告2】「子どもたちの声と見方・考え方」を伝えるポスター掲示
- 【報告2】「科学する心」を探す事例 ポスター討議
- 【報告3】保育と小学校の連携パネルディスカッション
- 【報告3】論文の実践 論文のその後実践 発表
- 【報告3】秋田喜代美先生と荒尾第一幼稚園職員との対談
- 【報告3】秋田喜代美先生講演「科学する心でつながるまなざし」要約
- 【報告4】アンケートでいただいた質問への回答
- 【報告4】実践発表会アンケートレポート(まとめ)
- 【報告4】実践発表会アンケート
- 【報告4】謝辞とspecial thanks
アンケートでいただいた質問への回答
-
今回の環境が年間通して同じに設定されているのか?時期、季節、発達によって増えたり減ったりするのか??するとしてらどのように行っているのかお聞きしたかったです。
-
保育室環境が同じということはありません。環境は子どもたちの遊びの様子や、保育者の意図を織り込みながら常に変わっていきます。「どのようにするのか」は以前、年中担任が書いたものを貼り付けます。
環境構成で意識していること (年中組担任)
◎子どもたちの興味を知ること
・会話の中で知った子どもの好きなことや興味のあること、得意そうなことを意識しておく。
・なるべくたくさん見つけることができたら、活動同士を繋げやすい。
◎やってみたい!と思える場作り
・子どもたちが好きそうな素材などはたくさん用意しておく。特に最初。
・どんなことが好きかがよくわからない時は、前の担任の先生に聞いたり、毎日環境を変えたりしてみる。
・並べ方ややってみたくなるようなおしゃれさもあったら子どもたちは興味を持ちやすい。
・全員が自分の好きなことを見つけることができるまで繰り返す。
◎やってみたい!の次のステップの援助
・これを意識するのは、やってみたいの環境をたくさん作って、子どもたち1人1人がやりたいことを見つけることができてから。
・自分1人でやってみたいことを黙々とやるのと、友達と一緒にやるのでは全く難しさが違う。1人1人がしっかり遊んで、自分の得意なことややりたいことを見つけられないと協力するのは難しい。特に進級してきたばかりの年中だと、言葉の数や表現の差が出やすいので、協力する活動には慎重に‼︎苦手になってほしくないという意識。
◎プロジェクト活動について
・時期によるが、5.6月のプロジェクト活動(年中の場合)では、個々でやることができて、みんなが作った個々のものを合わせたら1つのものができたというのが私のイメージ。保育者側からこんなのどう?と提案したこともあるし(100階建ての家など)、子どもたちがやりたいことをやり始めたこともある(大きな恐竜、恐竜の世界)など。
・無理なものはやらないようにしている。あくまで子どもたちが無理なく楽しい、少し頑張ったらできるというのを取り入れるようにする。
例えば→「大きな恐竜を作りたい」と子どもたちが言うのなら、『立体ではなく平面で』など
・全部が全部、子どもたちが言うことだけを採用することはないと思っている(私は)。先生と子どもの共主体で進めていくと、子どもたちも満足いくものができることが多い。特に年中の場合。
・子どもたちと過ごしてきてとても感じるのは、「やってみたい」の次のステップが難しいということ。やってみたいものをどう形にできるのか、子どもたち同士での話もできるように朝の集まりからゆるく共有したり整理したりすることがとても大切。
◎振り返る
・大型テレビなどで自分が撮った写真を毎朝子どもたちに見せるようにしていた。写真を見ると、子どもたちが自然と話をしてくれるので、振り返りも楽しいお話の時間になる。
・写真は撮った時に先生が感じたことや、何をしているところなんだよということを簡単に子どもたちに伝える。
-
研究発表の時に話されていた【ごっこランド】は一般の者も見学可能でしょうか?子どもたちが楽しみにしているごっこランドも、ぜひ見せて頂きたいと思いました。
-
会場の座席数の都合で、見学をお受けできる時と、できない時があります。今後考えて見たいと思います。ごっこランドの活動はその日までの過ごし方にあります。
-
お弁当は、どこで食べているのでしょうか?
-
お遊戯室で食べています。
-
子どもと関わりる時も先生方の一人称が「私」だったのは、意図してなのかなぁと自分自身がそうしているので気になりました。
-
新卒の時、可能ならば「私」と呼ぶように伝えていました。
-
製作物を床に思いていてもこわれていない。自園にすぐにこわれてしまいます。どのように声かけ、対応されてますが?
-
年長組では「友達(自分)が作ったもの(みんなで作ったもの)は大切にしようね」ということはその都度話すようにしています。
-
環境構成は何か参考にされてるものはありますが?
-
日々の子どもの動きを見て何をどこに配置したらいいか考えます。それぞれのクラスでいいなと思ったものは自分のクラスにも取り入れたりしています。
-
はさみの使い方をどうやって教えているか知りたいです。また。普段から自由に使える場所に置いてあるのでしょうか.
-
年少組、入園当時。まずは、少人数2~3人がハサミを使って切る遊びの環境を作ります。その場所に誰かが座ったら保育者は常に意識して見ている状態をしばらく続けていました。普段から子どもたちが自由に使える場所においています。
-
あそびのおわり、片付けではどのようにやわっていますか.
-
年長組では片付けの時間を時計の針を使って示し、片付け5分前くらいに「もうすぐ片付けだよ」と声をかけたりします。後半になると自分達で声かけをする姿も見られるようになります。また、「ここまで終わったら片付けようね」など見通しを持って片付けられるようにも声かけます。
-
園外ではどんなあそびをしますか?(公開保育雨天のため)
-
年長組はケイドロやドッジボール、缶蹴りと集団遊びを楽しむことが多いです。その中に年中・年少が入って一緒に遊ぶこともあります。後は砂場で穴を掘ったり、山を作ったり。泥団子、雨樋で水を流したり、虫探しと色んな遊びを楽しんでいます。
-
園庭の色水あそび、遊んだ後の処理の仕方はどうされてますか?(色のついた水たまり)
-
公開保育の後は、色の残った土を使ってケーキ屋さんをしていました。
-
園内で日々の出来事や状況等を共有されていると思うのですが、どうされているのか教えて頂きたいです。
-
写真をもとに職員で話し合い振り変える時間があります。
-
園庭にある、ロッククライミングの遊び方、どのようなこども達の姿がみられるか気になりました。
-
年少組はつかまることができたことを楽しんでいたりします。大きくなってくると、家の両端から反対側の両端まで落ちないように石をつたって歩いたり、青の石だけ掴んでいい脚をかけていいなど目標を持ってする子もいたりします。(歴代、それができた子は4人です)
-
四角に準満されているダンボール、各年齢で大きこの違いが、みられるのは、どのようなねらいがありますか?
-
年少の子だったりするとダンボールをまだうまく切れない子もいるので、製作しやすいように切っておく配慮をしているのかなと思います。切ってある段ボールをテープで貼るのが楽しいというところから少しずつ形のあるものを作る楽しさを感じてくるようになります。そこから自分で欲しい形を切ってみたり、切れないときは切って欲しい形を言葉で伝えたり、ダンボールに書いたりして伝えてくれるようになります。このような経験を積み重ねてくると自分でイメージした形を切って制作を楽しんでいるように思います。
-
小学校に向けてイスに座る練習やワークをする時間等ありますか?(子ども主体の遊びがとても素晴らしかったです☆)
-
ワークはありません。文字や数字などは遊びの中(お店やさん、お化け屋敷のチケット作り)などでうまく取り入れていて、書けることではなく興味を持って文字や数字に親しむことを意識して取り入れています。椅子に座る練習はないですが、年長組は3学期に7段の雛人形製作をしていて、そこではとても集中して制作をします。その時は長い時間椅子に座って製作していたりするのでそこで自然と椅子に座る経験がされているかなと思います。
-
自園ではどろ汚れのため汚れのひどい子は一度裸になる必要があるので、着替え時の工夫のアイディアを頂きたいです。
-
特別な工夫はないのですが、子どもたちとのコミュニケーションの時間になると思っています。
-
週案や日々の記録はどのように行っているのでしょうか?
-
自分の撮った写真を見て、子どもの読み取りを個人の記録に書いています。また写真アプリに直接コメントをメモ程度書いておくと、後で見た時とても役に立ちます。
実践発表会アンケートレポート(まとめ)
実践発表会のアンケート・感想を、生成AIで整理・要約しました。(AIは少し褒めすぎるので、割り引いてお読みください。最後に原文を掲載しています。お時間ある方は、こちらをご覧ください)
公開保育・園内環境見学のまとめ
今回の公開保育では、子どもたちが主体的に活動する姿に多くの参加者が感銘を受けました。大人の指示を待たず、自分で考え、選び、試行錯誤しながら遊ぶ姿に「保育の理想」を感じたという声が多数寄せられました。「先生これしていい?」「次は何するの?」といった問いがなく、自分の意志で動く子どもたちの姿は、訪れた人々に大きな驚きと学びを与えました。
また、教材や素材の配置、棚の両面仕様、照明など、細部にわたる環境構成の工夫にも高い評価が集まりました。廃材や自然素材、工具、ICT機器など、多様な素材を自由に使えることで、子どもたちの創造性が最大限に引き出されていると感じたという声も多く、手作りや廃材利用による“つくる喜び”が、子どもたちにとってかけがえのない経験となっていることが伝わりました。
さらに、ホワイトボードでの「今日やったこと」「次にやること」の共有や、作品を壊さずに保管する仕組み、宝物置き場など、遊びの継続性を保障する工夫が印象的だったという感想が多く寄せられました。「一人ひとりの“続きたい”を大切にする空間にわくわくした」という声が特に目立ちました。
保育者の関わり方についても、教えすぎず、子ども自身の気づきや挑戦を支える「一歩引いた」姿勢に共感する声が多く、「保育者の立ち位置」「さりげない声かけ」「待つ姿勢」を自園にも取り入れたいとの意見が多数ありました。
昼食場所や季節ごとの環境の変化、片付け方法など、具体的な生活との接続についての質問も多く寄せられ、今後の保育研究や見学機会への期待が感じられました。「明日から取り入れたい」「自園の保育を見直すきっかけになった」という前向きな声が多く、感動や共感から生まれた行動への決意が強く伝わってきました。
⸻
午後の部(ポスター討議・幼保小連携・研究発表)のまとめ
午後の部では、ポスター討議や研究発表を通して、保育の背景にある考え方や日々の記録の重要性が深く共有されました。ポスター展示は「丁寧でわかりやすい」と好評で、保育者自身がその場にいて質問できたことが有意義だったという声が多く上がりました。ただ、「担当者ともっと深い対話がしたかった」「混雑して十分に見られなかった」という課題も見られ、改善への期待が寄せられました。
子どもが素材や道具を大切に扱う姿や、ロボット製作後に“リサイクル”するエピソードに感動したという声も多く、保育の細部に込められた意図や関わり方の丁寧さが強く印象に残ったようです。また、「失敗」や「問い」が子どもの成長の入口であり、それを支える保育者の姿勢に共感し、自園でも実践したいと考える参加者が多かったことが特徴的でした。
幼保小連携に関しては、清里小学校の校長先生が園だよりを読んでコメントを返す、教科書やランドセルを園に置くなどの取り組みが、参加者にとって現実的な連携のヒントとなりました。「幼児期の“遊び”と小学校の“学び”をどうつなげるか」という問いを改めて考える機会になったという声が多数寄せられました。
また、職員間の記録やドキュメンテーションの共有、少人数でも個性を活かした人材育成、地域との関係性など、園全体のチーム力や保育の哲学に注目が集まりました。「楽しそうに保育をする先生の姿に感動した」「園全体に一体感があった」という意見が多く見られ、園の魅力が強く伝わる場となりました。
⸻
秋田喜代美先生のお話に関する学び
秋田先生のお話では、AIの時代を迎える中で「人間にしかできない力」を育む重要性が強調されました。問いを持ち、挑戦し、深く考える心を育てることが、これからの保育の本質であると再認識させられた参加者が多くいました。「やってみたい」「できた」「またやりたい」という子どもたちの探究のプロセスを支えることが、未来を切り開く力を育てるとの言葉に強く共感したという声が多かったです。
また、「科学する心」は難しいものではなく、「なぜ?」「どうなる?」といった自然な探究心であるという説明に、多くの参加者が共感しました。子どもの“好き”や“こだわり”が尊重される環境が、安心感と自信につながることを再確認したという声も多く寄せられました。
さらに、振り返りの大切さが強調され、子どもの発見やつぶやきを記録し、そこから次の保育を考えることの価値が繰り返し語られました。参加者からは「忙しさに追われる中で、楽しむ保育を忘れていた」との振り返りや、「一緒に楽しむ姿勢を取り戻したい」という前向きな感想が多く寄せられました。
地域とのつながりについても言及があり、「市民社会に保育を開く」という姿勢がこれからの保育の在り方を考える大きなヒントになったとの声が多かったです。
⸻
運営・会場・地域に関する意見
会場としてショッピングモールのセンターコートを選んだことについては、「市民に保育を開く」「街とつながる」という観点で高評価を得ました。一方で、音響面での課題や運営の難しさを指摘する声もあり、「参加者自身も片付けに協力できる体制にすると良い」といった改善提案が寄せられました。
全体としては、丁寧な運営、雨天対策、ボランティアとの協力体制など、きめ細やかな配慮への感謝の声が多数寄せられました。「荒尾第一幼稚園が熊本にあってよかった」「最も素晴らしい発表会だった」という熱いコメントが多く、中ノ子先生の進行や登壇者の語りも「温かくわかりやすい」と好評でした。
地域に関しては、市長や教育長が最初から最後まで参加し、行政と教育現場が一体となった姿勢に感動したという声が多くありました。荒尾という街全体が「街ぐるみで子どもを育てる」という姿勢を示しており、地方から全国へ「希望」を届ける存在として期待されています。
「自分の地域でもこうした取り組みをしたい」「そのために自分にできることを考えたい」という前向きな声も多数寄せられ、荒尾第一幼稚園の実践が他地域のモデルとなっていることがわかりました。
⸻
まとめ
今回の公開保育と実践発表会を通して、参加者は「子どもの主体性」「保育者の関わり」「環境構成」「地域とのつながり」など、保育の根幹に関わる多くの学びと気づきを持ち帰りました。アンケートには、感動と共感、そしてそれを自園や地域に活かしたいという強い意欲が溢れています。荒尾第一幼稚園の取り組みは、これからの保育と社会をつなぐ大きなヒントと希望を示すものとなりました。
- 【報告1】公開保育
- 【報告1】秋田喜代美先生 荒尾第一幼稚園の公開保育を参観後の講評 要約
- 【報告1】園内環境見学11:30-12:00
- 【報告2】「子どもたちの声と見方・考え方」を伝えるポスター掲示
- 【報告2】「科学する心」を探す事例 ポスター討議
- 【報告3】保育と小学校の連携パネルディスカッション
- 【報告3】論文の実践 論文のその後実践 発表
- 【報告3】秋田喜代美先生と荒尾第一幼稚園職員との対談
- 【報告3】秋田喜代美先生講演「科学する心でつながるまなざし」要約
- 【報告4】アンケートでいただいた質問への回答
- 【報告4】実践発表会アンケートレポート(まとめ)
- 【報告4】実践発表会アンケート
- 【報告4】謝辞とspecial thanks
実践発表会アンケート
アンケートの質問
1. 公開保育・園内環境見学の感想
2. 午後の部、ポスター討議・保幼小連携・研究発表等で思ったこと
3. 秋田喜代美先生のお話で学んだこと
4. その他、会の運営でお気づきのことなど
(個人情報につながるものを修正しています)
1. 素晴らしい学びとなる見学会をありがとうございました。自身の学びについて、4点記述致します。
まず1点目。研究発表のための保育ではなく普段の子どもたちと先生方の姿(相互作用の意義)を拝見できたことがとても学びとなりました。長い時間、園全体の見学をありがとうございました。私はこまめにFacebookを拝読しており、写真の着眼点と遊びの連続性から保育のイメージはしておりました。が、実際の見学を通して、先生方の丁寧なみとりと工夫と緻密な計画から構成された環境からうまれる、子どもの考え行動する姿・創造力をみることができたと解釈しております。そしてその土台は「子どもへのヒトとしての尊重」からくる子どもへの見方・子ども観にあると考えました。例えば先生の「わたし」と話される姿や、「どうしたらいいかな」「いい方法ないかな」「ごめんね」「まちがっちゃった」と、言葉で教える・教えられる関係性ではなく、子どものやりたい気持ちや実現したい気持ちを共有し、本気で取り組みその過程を一緒に楽しむ共同体のような関係性・空間を感じました。この空間・関係性は、子どもが生き生きと活動する小学校の授業を拝見する際に感じるものと共通しているように思え、これらの子どもへの見方はとても大きく子どもたちに影響があるように思います。
次に2点目。偶然の産物ですが、雨のため3歳児が遊戯室の表現遊びを取り入れたことによる、生活や遊びの流れを拝見できたことも私には貴重な機会となりました。保育環境に関して、万全に準備していても気候や子どもの状態などにより急遽変更が必要な状況は多々あり、そのような時の保育の再構成こそ普段からどのように子どもをみてどのような保育をめざしているかが現れやすいと感じます。遊戯室の布を使用した環境の工夫や身近な素材を使ったスライドも素晴らしかったのですが、子どもたちの生活や遊びの連続性観点から考えて、その後の保育室に戻った直後の先生の立ち居振る舞いの子ども達への影響に注目しました。遊戯室から保育室へ戻った際、すっと先生ご自身が保育室の環境に自ら溶け込み、子ども達も自然と「遊びの続き」に戻っていきました。大きな声も指示もなく人的環境含む環境から子どもたちは自ら行動を選択していると見えました。そのような先生の繊細で丁寧な立ち居振る舞いから、3歳児であっても自分自身で気づき考え自分の力で生活をしており、これらの積み重ねや過ごし方でいわゆる自己有能感を育むことや前向きな自己認識につながると感じました。今回は、3歳児の見学を中心にしましたので、もしまた4,5歳児の見学をさせて頂ける機会がありますと嬉しいです。
3点目。環境が子どもたちに馴染み(子ども達が環境を使いこなしている)、自分の居場所として生活しているからこそ生起した活動なのでは、と考えた場面をお伝えします。3歳児保育室で男児がカブトムシの制作か?カブトムシの家の制作か?の途中で、背後にある壁面の制作されたカブトムシを振り返り何かを確認し納得する場面がありました。隣に先生が着席され、声掛けがあったようにも見受けましたが、子ども自身が「あ」という表情の後背後の壁面を振り返り先生も振り向き何か言葉を交わした後、子どもは制作の続きに戻りました。少しの子どもの動きでしたが、学びという観点から、とても大切な過程ではないかと考えました。自分の取り組んだ軌跡を振り返り確認し、今に繋げて新たな創造へ。まさに遊びと学びの一体化を感じました。私は、遊びも学びも単なる大人の枠組みだと考えております。
4点目。今回の見学では、途中から男児Aを追って観察することとなり、Aからたくさん学びましたので少しお伝えしたいと思います。Aは、園長先生が遊戯室で「はじめてごっこ遊びに参加しています」と紹介された男児です。遊戯室移動前の保育室では、Aは絵本コーナーで声を出しながら8分ほど魚の絵本を音読しておりました(言葉ははっきりとは聞こえませんが発声をしていました)。ソファーと絵本棚の隙間に入り込み一人の空間で安心して絵本をじっくり読んでいるようにみえました。制作活動だけではなく、部屋の隅に設定された絵本コーナーを使いこなすAの姿に私は「きっと普段から、その時々で子どもたちが自分の最適な居場所を選べる環境なのだろう」と考えました。私は、保育室➡遊戯室見学のあと、園庭で缶蹴りをする集団が目に留まりました。よく見ると、缶蹴りをする園児達や担任(4歳児:後からわかりました)をずっと目で追う一回り身体の小さな園児がおり、それがAでした。そのような場面で、4歳児担任が「雨が降ってきたね」「いつもはそっち(滑り台)に座るけれどぬれているからこっち(テラス)に座る」と呟きました。するとAは、テラスに向かって一人で歩き長靴を時間をかけて脱ぎました。入室かと思いましたが、壁にかけてある雨具を取りに来たのでした。雨具は壁の高くにかかっており手が届かず下にある傘立てに足をかけ自分で取り、着づらい雨具を粘り強く着ようとしていました。側にいた見学者に「手伝う?」と声を掛けてもらい無事に着用し、また苦労して長靴を履き園庭に戻っていきました。戻る頃には缶蹴りが終息していたため、私視点では少し切なく感じたのですが、Aは他児(推測ですが、後から出てきた3歳児)に、「そこ(滑り台)ぬれているよ」と教えたり、園庭を探索していました。この一連のAの観察から、4歳児担任の「(滑り台が)ぬれている」「雨が降ってきた」という呟きが、Aの行動に随分刺激をあたえたと知りました。その後Aは、雨具を脱ぎ3歳児担任へ持って行きました。「もうおしまい?」と聞かれ「うん」と答え、3歳児担任も必要以上に介入せず、その後Aは園庭にすぐに戻り水たまりで遊ぶ集団を眺めた後、倉庫に三輪車を取りに行きました。三輪車を漕ぎ、水たまりに戻り参加しました。その時、Aは水たまり近くに他児が置いた三輪車の隣に自分の三輪車を並べました。その時初めて私は、Aは最初に水たまりで遊ぶ集団を眺めていた時から三輪車に気が付き、自分も三輪車を取りに行ったことを知りました。水たまりを眺めるAの姿、三輪車を取りに行くAの姿を捉えながらも、私はAの行動の意味を考えられていませんでした。自転車が目に入っていなかったのです。その後Aは、他児が使うホースを見て自分もホースを取りに行き再度参加しました。その後、それほど水たまり遊びに夢中になることはありませんでしたが、Aは自分でホースを片付けに倉庫へ行きました。自分で決めた行動に関しては最後まで責任をもつことができる。先生がその場にいなくても指示されなくても、汎用的に適切な場面で使えることこそ、本物の学習効果といえると考えました。
これらのことから、子どもにとっての人的環境としての保育者の役割の重要性を考えさせられたと同時に、子どもの考えや行動ははるかに大人を越えており、子ども理解には深い洞察力と注意深さと謙虚さが大切だと考えました。
長くなり申し訳ございません。大変貴重な機会をありがとうございました。また、私の勝手なフィルターを通した感想となっております。間違いも多々あると思います、失礼をお許しいただけますと幸いです。
2. 幼保こ小連携の観点から、園長先生、校長先生、今回の実践者である幼稚園教諭、小学生を育てる幼稚園教諭、秋田先生といった、子どもと関わる様々な立場の方からの見解と、具体的な取り組みを聞くことができたことは大変学びとなりました。私は現在院生ですが、子どもの発達や育ちを軸にした保育環境・学習環境の検討に興味があります。「つながるまなざし研究会」のお話を伺いとても興味をもちました。就学前施設の保育者教諭と小学校以降の教諭が、どちらが良い悪いではなく、子どもが自分の力を発揮できる環境とは?、子どもが学ぶとは?、大人の役割とは何か?、などお互いに考え合える場を創るような取り組みをしていきたいと考えました。
3. 荒尾第一幼稚園の見学と秋田先生のご講評は、とても貴重で学びとなりました。そして、各保育室をまわられる先生のご様子に感銘を受けました。秋田先生が、目の前の子どもを観察し丁寧にみとって、子どもの力に感動されているかような言葉と表情に安心感をおぼえました。子どもと関わる仕事に就いているのであれば、どのような職種や立場であっても、原点はそうでありたいなと感じました。ありがとうございました。できれば、秋田先生の写真整理後、詳しく解説を聞いてみたいとも思いました。
※ ポスター展示場が広く見やすく、また担当の方がいらっしゃり交流しながらの学びが良かったです。ありがとうございました。
1.論文の園の保育内容を確認することがきる機会として公開保育はとても有意義でありました。論文に関係なくとても素敵な園、環境でした。また来たいです。
2.ポスター討議は、できたら担任か担当の先生がいてくれると質問に答えられて、さらに深くまで話し合いになるのかなと思います。
3.未来の姿を想像して保育する。
1.保育環境に子どものやりたいことが丁寧に落とし込まれているなと圧倒されました。子どもたちの遊ぶ様子を見て、「先生これしていい?」「先生次何するの?」というような言葉は無く、もくもくと自分がしたいことに集中しながら遊ぶ様子に感動しました。主体的に遊ぶ子どもの姿を勉強させていただきありがとうございました。月曜日からの保育で小さなところからでも真似できる部分があればと思っています。
2.子どもたちが遊ぶ様子を見させていただいた時に、素材や道具を丁寧に扱う様子が印象的でした。作った物を粗末に扱ったり、道具を乱雑に置いていないことも驚きでした。それはロボットどうなるのポスター発表の中で遊び終わったロボットの段ボールとのお別れをするときにリサイクルの話しになったこと繋がるのではないかと思いました。丁寧な保育が一つひとつ紡がれていることに感動しました。
3.熊本の荒尾で秋田先生のお話しをお聞きすることができ嬉しかったです。様々な学びを与えていただきましたが、その中でも「つながる活動の広がり」「つながる活動の深まり」というお話がありました。これは午前中に実践を見せていただいて実感しました。そして、子どもが経験を積み重ねているだけでなく、保育者も経験を子どもと一緒に積み重ねていると感じました。増永先生に日々の環境設定はさほど大変では無いと聞きました。それは子どもの様子を丁寧に観察し、記録を残し、保育環境に何が必要か必要でないか見極める専門性が積み重なっているからだと思いました。今日は勉強させていただくことばかりでとても贅沢な1日となりました。ありがとうございました。
アンケートの質問
1. 公開保育・園内環境見学の感想
2. 午後の部、ポスター討議・保幼小連携・研究発表等で思ったこと
3. 秋田喜代美先生のお話で学んだこと
4. その他、会の運営でお気づきのことなど
1.子どもたちのやりたいことをとことん、やり込める環境構成で、とても勉強になった。
全部を真似はできないが、参考にできるところは少しずつ取り入れていきたいと思った。
2.一人一人の子どもの方をよく見られて、子どもたちの声をよく聞いていることがよくわかった。また、それを上手にまとめられていて、見やすかった。
3.熊本の荒尾で秋田先生のお話しをお聞きすることができ嬉しかったです。様々な学びを与えていただきましたが、その中でも「つながる活動の広がり」「つながる活動の深まり」というお話がありました。これは午前中に実践を見せていただいて実感しました。そして、子どもが経験を積み重ねているだけでなく、保育者も経験を子どもと一緒に積み重ねていると感じました。増永先生に日々の環境設定はさほど大変では無いと聞きました。それは子どもの様子を丁寧に観察し、記録を残し、保育環境に何が必要か必要でないか見極める専門性が積み重なっているからだと思いました。今日は勉強させていただくことばかりでとても贅沢な1日となりました。ありがとうございました。
1.子どもたちのやりたいことをとことん、やり込める環境構成で、とても勉強になった。
全部を真似はできないが、参考にできるところは少しずつ取り入れていきたいと思った。
2.一人一人の子どもの方をよく見られて、子どもたちの声をよく聞いていることがよくわかった。また、それを上手にまとめられていて、見やすかった
3.科学する心を育てることの大切さがよくわかった。子どもの探究心を育てることが大切で、探究心がつながり、活動が深まっていく。
子どもたちが好きなことを好きなだけできる環境作りが、子どもの探究心を育てる。
そのためにも、保育者が実践を振り返り見直して行くことが大切だという方がわかった。
1.公開保育お疲れ様でした。そしてありがとうございました。子ども達が好きな遊び、やってみたいことに伸び伸びと没頭して遊んでいる様子。環境構成、準備物、掲示など素敵なものばかりで私自身わくわくしながら公開保育や園舎内外見学をさせていただきました。子ども達は勿論ですが園長先生をはじめ、先生方みなさんも楽しんで過ごされているんだなあと感じました。本当にありがとうございました。
2.子ども達のやってみたい!が実現できるような関わりや環境構成について改めて考えさせられました。小学校との連携も互いが行き来し様子を見たり情報共有出来る関係が大切だと感じました。
3.子ども達の呟きや発見、保育者自身も子ども達と楽しむことの大切さを改めて気づきました。今のわたしは必死が大きく楽しむを忘れていたなあと思いました。子ども達と考えたり、喜んだり、楽しむことを忘れずに過ごしていきます。
1.子どもたちの『やってみたい!』を上手く引き出して、じっくり試すことができる人・物の環境作り。
『失敗こそがチャンス!!』と思える雰囲気がどれほど子どもたちに安心感を与えることか。そして、次の『やってみたい!』のために『もう1回を保証する』。
先生方の保育を見学させて頂いて、先生方、園長先生の言葉に触れて、『早く自園に帰って子どもたちに試してみたい!』『保育したい!!』と刺激を受けました。
2.子どもたちのスムーズな小学校移行のためのアイディアで、不用となったランドセルと1年生の教科書を準備して、触れられる環境作りら小学校の図書館探検はワクワクするアイディアだな、自園でも提案してみたいと思いました。
3.研究発表・公開保育を経て、秋田先生の気付きをとても分かりやすくお伝え下さって、どれも納得のお話し。ファシリテーターとしても、出演者の方々へ満遍なく振られていて、温かい言葉で問われていて圧巻でした!!
子どもたちの好きなもの・こだわりを充分に満たすことが、安心感・自信に繋がっていること。子どもらしく伸びやかに遊ぶ経験、こだわりは丁寧に作り込むことができる力であること。
子どもたちが今日やったものを分かち合って、それぞれが『いいね!!』と言える環境作り。どれも、素敵で温かい気持ちでいっぱいになりました。
1.続きの保障… 作品を片付けない、継続する用意がある、それらを仲間と共有する
夢中の瞬間… 自分の遊びに没頭する
潤沢な材料の工夫… 大人も見惚れるほどの材料、道具、空間
道具の準備… 使いたいものがすぐそばにある、使いやすく置かれている
技の継承… 大きい子から小さい子へ、自然に、物の使い方や、作り方、遊びが受け継がれている
空間の利用… 棚の配置、天井からの吊り下げ、テラスの植物や生き物
棚、収納の工夫… 棚の両側から手を伸ばせる、オープンラックなので見通せる、小さなものは小さな引き出しに仕分けられている
保育者の声掛け… 子どもの「やりたい」「やってみたい」を妨げない、さりげない後押しや、受け止め
保育者の立ち位置… 室内、戸外、目を行き届かせる
子どもとの信頼… 一緒に遊ぶ姿、明日の遊びを保障すること、その継続により生まれる信頼
身近にある光と影… 平面と、立体と、その中に生まれる光、影というもの
子どもの目に映るもの… 自分達の生み出した作品、色彩、自然物
きっと幼稚園まるごと大好き… どの空間を切り取っても、わくわくする!
ホワイトボードで経過… 年長組 何をどこまで進めたか、次はどうするかなどの経過を共有し、残しておくことでの保障
マットがあれば、「場」ができる… 年少組、帰りの集まりで、先生がサッとマットを敷くとそこに集まる
本物に触れる… 工具、道具、材料
自分のものの保障… 宝物置き場の泥団子
2.幼保小連携について、特に印象に残った。前日、幼児教育アドバイザー研修で、討議してきたばかりで、どう自分なりにアクションを起こしていくか、や、縦とのつながり、横とのつながりを考えていこうとしている中で、羨ましくなるような実践例を聞くことができ、大変勉強になった。
塩村校長先生のように、幼保について目を向けてくださる、幼保時代の上に小学校生活があるということを理解してくださる先生方が増えて欲しい。
また、我々幼保も、「小学校で何を学ぶのか」というとかを知ること、そして保育がどこにどうつながるのかを考えること(学習ということだけではなく)が、これからできることなのではと感じた。
3.改めて、秋田先生が日本の幼児教育を牽引していらっしゃることを感じた。
そして、ソニー財団が、子どもたちの未来へつながる事業をされていることが素晴らしいと思った。
全てにおいて、「探究」というものが大切である、という先生の言葉が印象的だった。
「なぜだろう」「やってみたい」「できた」「できなかった」「またやりたい」その先にある経験の無限さを我々保育者が知っておくこと、その経験を子どもたちができるように準備すること、一緒に感じ、認めて、次につなげること… 保育の一場面を切り取ってみても、毎日の中で「探究」と出会う。
広がり、深まりを意識し、そこで出会う「科学」が、難しいものでなく、「わくわく」するもので、子どもの心と脳を育てていけるように、と思うと、明日からの自園での保育にわたし自身が「わくわく」する。
※.雨の中、たくさんの配慮をしてくださってありがとうございました。予報よりも雨が弱く、園庭での遊びを、見せていただくことができ、良かったです。水たまり遊びは、雨でなければ見られなかった!と思うと、雨の日もまた良し、ですね。
午後の会場が、オープンスペースで、斬新でした。こうやって、街とつながるのか!という視点を持つことができました。保育ももっともっとオープンにしていかないと、ですね。
保育の仲間だけでなく、市長さん、教育長さんという行政や、校長先生と一緒に保育について考え、語り合える荒尾の街は素晴らしいですね。
自分の地域にもそのようなつながりができるといいな、そのためには何ができるかな、と考えていきます。
準備といっても、本当にたくさんのことがあったと思います。大変お疲れ様でした。そして、このような機会をくださって、ありがとうございました。
1.まず子どもがたくさんの大人に動じてなかった、自分のやりたいことに専心してコツコツ遊んでいる姿は職人のようだった。また、先生方は徹底して子どもに何かを教えず、気づくことを大切にしておられた。だから子どもも先生を呼ばない、自分たちでかんがえている。保育室は360℃意識が向けられ、天井空間にも滑車があった。だから子どもが作るものも平面ではなく立体だし、円ではなく球体だった。こんな保育は初めてみました。見ていて、大人がワクワクしました。
2.ポスターを前日からシティモールに置いたのは素晴らしいアイデアだと思いました。前日から市民の方がチラチラ覗いておられました。ファシリテーターとして、ポスター前に小学校の校長先生がいらっしゃったのにも驚きました。研究発表、どうしたらこんなにそれぞれの個性を残したまま思慮深い先生方が育つのか、宇梶園長先生には人材育成の観点からお話をうかがいたいとおもいました。先生たちが、楽しそうでした。
3.情報が多く、とてもまとめきれませんが、心に残ったのは「少ない園児の中で最大限大きなことをされる、少子化が進む日本の中で希望となる実践だ」のようなことを言われたことです。暗い未来ばかりが報道されますが、明るい可能性を示していただけた気持ちになりました。
※.こんなに素晴らしい実践発表会は今みでみたことがありません。そして荒尾第一幼稚園が熊本にあってよかった、今回受賞をきっかけに日本にこんな保育があることをたくさんの人に知ってもらえてよかったと心から思います。準備など、ここまで大変だったかと思います。本当にお疲れ様でした。私も自分の場所でできることをがんばります。
1.子ども1人ひとりが、自分のやりたいことをそれぞれのやり方で考えたり、表現したりしており、日常からそれらが保証されているのだろうと思いました。また、子どもたちが選べるようにたくさんの素材を準備している点は大変参考になりました。
2.清里小学校の校長先生の取り組みに大変感銘を受けました。幼保小接続の重要性を言われている中で、このように幼児教育に興味を持ち、学校側から積極的に話を聞いて架け橋をつなげようとしてしてくださることは、理想的だと思います。荒尾第一幼稚園と清里小学校は、架け橋プログラムのお手本となる関係性だと感じました。
3.幼保小のつながりについて、小学校に要録を渡して終わりではなく、小学校がどのようなことをしているのかということを知ることが大切というお話を伺い、そのように考えたことがなかったため小学校を知ることをはじめたいと思いました。
※ 中ノ子先生の進行もとても分かりやすく、理解しやすい話の進め方で良かったです。
午後からの部もあっという間に時間が過ぎてしまい、まだまだ秋田先生をはじめ塩村校長先生や宇梶園長先生方のお話を伺いたいと思いました。
素晴らしい実践発表会に参加させていただき、本当にありがとうございました。
他職員と学んだことを共有していきたいと思います。
アンケートの質問
1. 公開保育・園内環境見学の感想
2. 午後の部、ポスター討議・保幼小連携・研究発表等で思ったこと
3. 秋田喜代美先生のお話で学んだこと
4. その他、会の運営でお気づきのことなど
1.園内環境見学のみ参加
〇子どもたちが自発的に遊びに没頭するための様々な仕掛けや環境作りがされていて、とても勉強になりました。環境をどう子どもたちにおろしていく(子どもたちが気づいて遊びに取り入れる)かは保育士の力量になってくると思いますが、そこを公開保育に参加できず、先生方の動きを見れないのが残念でした。是非是非、また公開保育を開いてほしいです。先生方やこどもたちの無理のないときに。
〇色々と行事に向けた活動もあるかと思いますが、遊びと全体に向けて行う行事とのバランスの取り合いを教えてほしい。勤めている園では、行事が近づくと、そっちのほうに力が入り、遊びをに没頭する場所や時間も限られてしまいます。
2.小学校との連携では、面白い取り組みがあって、勉強になりました。とくに私たちは、小学校のことを知らなすぎる…。
3.〇振り返ることの大切さに気づかされました。
当たり前だけど、こまめにメモを取ることの大切さ。これからの保育に生かしていきたいです。
※幼稚園の先生方が質問に丁寧に答えてくださってとても、勉強になりました。現場の方のアドバイスが一番ためになります。実践に移せます。ありがとうございました。
2.午後からのみ参加させていただきました。幼児教育は生涯にわたる基礎的な力を育てるところとされていますが、教育の成果は目には見えず、なかなか理解されにくいです。その中で、貴園で育った子どもたちが高校の枠を超えて集まり、地域の子どもに関わっている話に感銘を受けました。また、保幼小連携は、互いの主体的な態度がないと進まないと考えています。その中で、地域の小学校の先生が幼児教育の大切さに気付き、そこから学ぼうとしてくださっていることがうれしかったです。荒尾からどんどんと広まっていってほしいです。
3.要領・指針の改訂に副座長として関われているということで、現在の日本において課題とされているところの最新の状況を把握しておられ、その中で荒尾第一幼稚園の取組を価値づけられていたことが印象深かったです。子どもの声を市民社会に開くというキーワードがありましたが、今回の研修をきっかけに貴園では既にSNSの活用含め多くの情報公開をされており、素晴らしいと思いました。今後も学ばせていただきたいと思います。
※クラス数から考えると、職員数はそれほど多くないと思います。その中で今回のような公開研修会を実施されることは、大変な日々だったと思います。お疲れ様でした。大変学びになりました。心から感謝申し上げます。
1.保育の準備が充実していて、子どものやりたい!がすぐに叶う環境の設定が素敵だと思った。時間は元より、先生方の子どもを観る力、寄り添う心がないとそこまでの準備が届かないと思うので、先生方が普段から子どもを観ることに力を入れていて、また、園全体で共通意識を持って保育が出来ているからこその環境設定だと感じた。子どもが自分の世界に入り込んでいてまるで私達見学者は存在しないかのような集中力と行動に驚いたと共に、そこまで遊び込める子どもに育つと保育者も一緒に夢中になったり活動のサポーターのようになれそうだと感じた。特に外遊びが始まった時、夢中な子どもの視界に入るか…くらいの位置に、遊びが発展しそうな雨樋などを置く、もう使わないであろう自転車や下に落ちた絵筆をそっと元に戻したり…という先生の行動に心打たれました。そんな方がいたら大声を出さずとも輪が広がり遊びが濃くなる!と。
2.日々の保育をドキュメンテーションとして保存して、考察をしたり、職員間で意見交換したりすることは自分達にも取り掛かりやすい方法で、早速できるのでは、と思った。考察の充実は普段から意識して子どもを観たり意見交換をしたりと取り組まれているからこそのものだと思うので、保育の質の向上のために自分にかけているものだと痛感した。
規模が大きく違いはするが、似ている様な活動が多くあるので、新しく取り組むのは私たち保育者で、子どもを観る力を養って行きたいと思った。絶対的に自分は子どもに対して話し過ぎることに気付いた。
日々の小さな発見が子どもの心を踊らせ、豊かな心を育てると改めて感じた。
3.科学する心を育てる、という題に対して、私には難しいと思っていたが、科学、ということではなく、知りたい、やりたい、やってみて気付く心を育てるというお話しに自分にもやれそうだと思ったし、難しく考えるよりも、目の前の子どもを知る、知ろうとすることをしなくてはいけないと思った。AIの活躍に関しても、人間の得意なこととAIの得意なことを活かして…と言われていて、機械が苦手な私にとっては、子どもたちが生きる将来はどの様な未来に…という話題が出る度に暗い気持ちになりがちだったが、人間にしか出来ない得意なことを出来る子ども達、AIの得意を活かせる子ども達を育てられるよう、今を充実して、やりたいをやれる、自分で考えることを楽しめる、ちょっと難しいが楽しいと思えるチャレンジする心を持てる子どもの心をこれからも育てていきたいと思った。今を充実して生きることでこれからの人生を自分で豊かなものに出来る人に育てていきたい。
※ 雨天の中、準備や配慮など細かなところまでありがとうございました。先生方の日々の子どもに対する気持ちをそのまま私達見学者にも向けられているようで暖かい気持ちで一日を過ごすことが出来ました。ここで育ったら大人も素敵な人間になれそうだな…と。
そこまでの配慮をいただけて、先生方も準備大変な中シティモールの机等の片付けまで…もし次回ある時は場所慣れしている方は指示だけ、参加者が片付けをする!で大丈夫だよ、と思ってしまいました。だってみんな保育を学びに来てるのだから相手を思いやって動けますよね!
参加させていただき、本当にありがとうございました。今後の自分に、自園の保育にどう活かそうかの気持ちが頭の中を巡ってやみません。
1.参加させていただき、ありがとうございます。工房を見た時に、自分が小さい時、納屋にいろいろな道具がありペンチや針金、釜など様々な道具があってそれを使って手伝いをしたり、遊んでいたのを思い出しました。親は、いろいろな道後を使って農機具を修理していてそれを見ていたのも思い出しました。
道具の使い方だったり、物の細部にまでこだわる所、ictを保育の中にも上手に入れている所など自園でも取り入れることができそうなところは参考にしたいと思っています。
子どもの人数が少ないので、理想的な人数は15人ぐらいなのかなと思います。理想的な保育と現状の経営(子どもの人数)について、自分自身悩む所でもありました。
2.一つ一つの遊びについて、丁寧に探求している所がとっても感銘しました。虫が食べている葉っぱに注目している所は見ているところがすごいと感じました。消防車のミラー作りは、年少が紐を協力して通すことができるんだと。
校長先生が、幼児期の遊びに理解し、良い繋がりがありますね。ただ、校長が変わっても継続して繋がりがあった欲しいと思います。
3.私が小さい時に地域で暮らした環境って、やっぱり子どもにとって大切な物に感じました。例えば、しょうゆがなくなったら隣に借りにいくぐらいの地域のコミュニティーを現代にあった環境で構築していけばいいかなと感じました。
工房も地域の子どもたちもできる環境って必要な感じがしました。園関係なく、地域の子どもたちをどうするかということ考えないと。
※また機会があれば、ぜひ見学したいと思います。
1.環境設定が素晴らしく、保育室を見るだけで第一幼稚園が考える科学する心の捉え方を伺うことができました。特に感銘を受けたことは、保育室に既製のおもちゃ(ままごと・レゴブロック等)がなかったことです。全て遊ぶものは子どもたちの手作りだからこそ、作り上げる喜びを日々子どもたちが感じているんだろうな、と思いました。すずらんテープが使いやすい工夫をされており、私の園でも真似をさせてもらいました。おかげさまで、今みつあみづくりがブームになっています。
2.幼保小連携のお話で池田先生のお話にとても共感しました。私の園でも子どもの発想・発言を否定せずに肯定的に捉えて保育をしています。私の園の話になって申し訳ないですが、園では生き生きとしていた子が小学校に行ったらいきしぶりをしたり、不登校になったりしている現状で、毎年の課題になっています。(課題解決のために、隣接している小学校と連携して1年生の4月のカリキュラムの中に“遊びの時間”を入れてもらったことで今年度はゼロ)小学校と連携していくと、文部科学省が推奨していることとは真逆で、幼稚園のうちに、やや小学校の先取りのようなことは経験させてほしい等言われ、小学校の現場の先生たちの意見が新鮮に聞こえることも多くあります。今後、第一幼稚園の幼保小連携の取組にとても興味があるので、ぜひ発信していただきたいです。
3.ここに書ききれないほど沢山の学びがありました。(STEAM教育のお話に興味があったのでまたお話を聞く機会があったら、次回はゆっくり聞きたいです)秋田先生の選ぶ言葉ひとつひとつに科学する心で大切なことが詰まっていました。今後、論文を書く際に使わせていただきます。
1.3歳児は、入園して2か月という時期であったが、とても落ち着いており、さらには、大勢の見学者に驚くこともなく、自分の興味関心に基づき遊びこむ姿が見られた。先生2人が、楕円形の大きな机に常におり、そこから全体をみていることが子どもの落ち着きに繋がっているのではないかと考えさせられた。
2.「幼児期は、問いを自分で探求して答えを見つける。失敗を繰り返して、試行錯誤し、生活してきた。一方で、小学校は求められたことに対する答えをださなくてはいけない。〇か✕で返事をされてしまう。失敗するとだめなんだと思ってしまう」とわかりやすい説明があった。このようなわかりやすい説明ができるくらい、日頃から幼小の交流しているのだな、真にお互いを理解しあっているのだなと感じた。
3.「荒尾第一幼稚園を見学し、『環境を通して』の環境が丁寧」とおっしゃられたことが、とても印象的だった。子どもの意見を尊重しようと、「どうしたい?」と先生が子どもと対話している場面を何回も見たことから、私も環境が丁寧であると感じた。私も見習いたい姿勢である。
1.教材(絵の具、ふで、ダンボール等)が丁寧に扱われていた。保育者の丁寧な扱いが、園児に伝わっていると感じました。園児が今日したいことが自己決定できる環境や援助配慮が学びになりました。
2.地域の方皆様が、第一幼稚園の取り組みと受賞を祝っている関係性が素敵でした。
ソニーの論文に取り組むことで、園児理解が深まったということが印象的でした。
『提案はせず何に困っているかは確認する。』を自身の援助配慮に生かします
3.『問いをもつ』ことの大切さを再確認しました。ものを作る大変さを知っている人は失敗を人のせいにしない。も心に残りました。
井深氏の言葉一つ一つが心に残りました。
※ オープンスペースで、子どもの声を市民と共有されている取り組みが素敵でした。
ありがとうございました。
1.午後から参加
2.錚々たるメンバーで、荒尾市長。教育長まで最初から最後まで参加されていたこと。荒尾市の幼児教育、保小の連携にも光が見えてきた気がします。そして全国から荒尾第一幼稚園の実践や保育を学たいと志高い先生方ばかり。日々の積み重ねが.こんなにも素晴らしい保育、そして賞にもつながっていること、先生方の保育に対する熱意、努力は頭が下がります。
3.秋田喜代美先生、幼児教育のトップの人という認識でいたので、その方が荒尾に、そしてなまでお話を聴けるなんて、なんて贅沢な時間たったのだろう…と参加させていただきありがたく思います。
1.・しっかりとした意図をもって環境を作っていてとても学びになりました。
・先生達のかかわりももっとよく見てみたいと思いました!
素材や道具のおき方なども学びになりました
2.環境を作って、保育を行う中で子どものことを手当によく見ていらっしゃるなと思いました。子どもの気づきや成長を丁寧に捉えていたところが印象的でし
教師間の保育の振り返りの時間のことを参考にしたいと思います。
3.保育を振り返ったり、話したりする場、深める時間が大切と思いました!
1.午後から参加
2.担任の先生は3人と少ない中、論文・実践発表に取り組まれており、感動いたしました。
3.お話の中でやってみることで気づけることの大切さについて心に残りました。
本園の子どもの姿に照らし合わせると、OOしたいという思いがあってもきっとダメだとマイナスの予想をしてしまう子がいます。
「やってよかった!!」「失敗した!!」を気づけるように援助していきたいです
1.まずは環境が“今の子どもにとってわくわくする””手にとってためしたい”という場所になっていると感じました。
机の高さ、形がちかうこともやわらかく様々なことに対応でき部屋のレイウトをその時々でかえやすいのではとと思いました。
2.ゆっくりドキュメンテーションを見せて頂きありがとうございます!
年少の姿が年中さん、年中さんの姿が年長さんのように見えて、できること、したいことに年齢は関係なく、日々の子どもたちのその縦のつながりもいい刺激になっているんだと思いました。
3.アイティアが重要ではなく、1つのアイティアを掘り下りること…自分でも実践したいです。
1.様々な素材が子どもの背丈に合わせて丁寧に置かれていた。
“環境で保育する”の意味やその深みを学ばせていただきました。
2.市民に開かれた場で行われていて、地域との連携にもつながっていくと思いました。
保幼小については、今後、各園、小学校だけでなく、市としても、どうつなげていくかも大切だなと感じました。
3.今の子どもだけでなく、これからの未来・社会を見据えた上で、どう保育をおこようのか、環境、保育をどうつくっていくのかを改めて考えさせてもらいました、ありがとうございました。
1.子どもたち自身が遊びたい。.””〇〇したい。と過ごせる環境だったのと、何よりも、私自身がワクフクする空間でした。
大ぜいの人がいる中で、その中でも全く気にする事なく自分がしたい遊びを見つけだせている事に驚かされました。
2.子どもたちが感じた瞬間を見落さない様に、そしてそれから更に大きく広がっていけれる様な工夫を感じました。
3.子どもには偉大な力を持っている事.それは、経験を通して培っていけるのだと、実際の公開保育の中で思えまた。
これからの時代の中で、自分で考えで、導いていく事の大切さ、今後の保育の中で取り入れたいと思いました。
子ども自信、こんな事も出来る様になっていいるのだと感じた瞬間でした。
アンケートの質問
1. 公開保育・園内環境見学の感想
2. 午後の部、ポスター討議・保幼小連携・研究発表等で思ったこと
3. 秋田喜代美先生のお話で学んだこと
4. その他、会の運営でお気づきのことなど
1.子どもの主体性を大事にされており、学ぶことが沢山ありました。
水たまりに、絵の具をうすめた、きりふき遊んでいたのも楽しそうで自園でも、ぜひしたいと思いました。
また、既製品の玩具があまりなく、身回りにある廃材などから想像をふくらませており、すごいなと思わされました。
2.ポスター討議では、子ども達の思いに寄り添い、どうすれば実現ができるかを、保育者も一緒に考えており、ステキだと思いました。
また、子ども達の”したい”と思える環境も良いなと思いました。
3.振り返りでは、子どもが今日した物を皆でわかちあうようにし、自信につなげていたと感じ、振り返りの大切さに改めて気付かされました
1.環境作りや子ども達の声を聞いて、良いタイミングで声を掛けられていて子ども達もアイディアが出やすい環境なんだなと思いました。
遊ぶ時はしっかり遊び込み、集まりの時間はみんなで意見を出し合ったり、他の子の意見を静かに聞いたりする時間を作りメリハリをつけられているところもすごいと思いました。
2.保幼小連携について、年長の担任になると重要視していく必要が大きく感じられますが、年少・年中の時からの遊びや学びが繋がっていくことも改めて感じました。
・研究発表をする上で、準備の段階でたくさん時間を要すると思いますが、保育時間以外でどう時間を使い、職員間で連携をとっているのか知りたかったです。
3.「科学する心を育てる」手立てとして、園生活に埋め込めまれたもの子ども達の思いや創作意欲:「もう一度」の機会の保証を大切にしていくことを知り、保育を再度見直す必要があると感じました。また子どもの”気付く”を大切にしていこうと改めて思いました。
1.大人でもワクワク楽しい気持ちになりました、子とも達がこの環境で過ごすことが出来たら素晴らしいと思いました
様々な料料が保育室に準備されて、環境が整っている中で、子とがたくさんの大人の中にかこまれていても.
いつもの遊びを楽しんで集中出来ている事は本当にその遊びに夢中になっているからなんだと感じました。
先生方が子ども達の遊びをどんどん展開できるように様々な物を工夫して、環境を作られていることを感じました。
2.年少、年中の積み重ねが、年長で発揮できる様にすることの大切さを感じました。
又、教諭がすぐに答えを出さずに見守り、一緒に考えたり、子どもの気持ちに寄り添い一緒に喜びあうことの大切さを改めて感じ、園でも、今の園でできることを実践していきたいと思いました。
3.子どもたちの遊びの中で、うまくいかなかったこと、むずかい事に立ちどまった時、さりげなくする言葉かけの大切さや経験を大切にすることや、子どもたちが気づいていくことの大切さを学ばさせていただきました。
2.保 幼小連携のお話しで、小学校にこうしてほしい、保育園もこうしてほしいと、お互いに歩み寄りがなく、業務連絡となっていると思いました。こちら側も、小学校がどういうことをしているのか、知ろうとすることが大事と感じました。また。今必要な問いを自分で考え、問く、失敗を繰り返して、学んでいく、子どもたちの姿を、自園でももっと、取り入れていきたいと思います。
3.振り返りの大切さ、「やりたいことを実現する」土台を作る援助。「やってみること」で気けることを知る大切さや、”失敗を人のせいにしない”という人は、
ものづくりで苦労を知っている。アイディアをどうやって具体的にしていくか、深めていくかが大切だと思いました。
2.架け橋の連携の話がとても心に残っています。小学校の校長先生の熱意に感動しましたし、幼稚園の先生方がまず学校を知ろうとする姿勢に私自身も気付きを頂きました。ありがとうございまして。
ポスター、研究発表などどれも、その時が想像できるような表現で詳細に書いてあり、わかりやすく勉強になりました。
3.「質の高い採究的な学び」という話が、
時代と共に、教育も変化していき、課題もかわっていくということ これからの子どもたちにとってどういう育ち…大切になっていくのか.…
というのを私自身もアップデートしながら社会の変化にも目を何けて子どもたらと関わっていかなければと感じました。
1.子どもたちが関心を持ったこと、興味を示していることに対して、先生方がとても敏感に対応されていた。
年齢に合った工夫がいたるところにあって、自園でも取り組んでみたいヒントがたくさんあった。
2.子どもが自分で考え、試行錯誤する活動がとても多い。
大人は答えはわかっていてもけして「こうしたらいいよ」と答えを出さない。
その中で子どもがねばり強く取り組んでいく姿勢につながる。
3.「好きなもの」「こだわってあそぶ」ことが子どもの自信につながる、まさにその通りだと感いました。子どもに自信をつけさせてあげるような保育をしていかなくてはならないと改めて感じました。
付箋などによる場面の感想
ダンボール。折り紙・テープ
その他琲材…など多様な素材が用意されており、こどもの”やってみたい!”をすぐに実現できる環境づくり。とても魅力的で、子どもも保育者も楽しいでいる様子が伝わてきました!
子ども達が自由に好きな遊びを楽しめる環境が十分にあり、素晴らしいと思いました!
4才子どもが自由に材料を選べるように配置。
ダンボールなどは固くて子どもが切れないので大きさを等ーしたものを用意している。
3才 虫に興味→ダンボールの端紙など
3才が興味を示せるような工夫
→まだ難しい子どもには先生が少し援助→4歳、5歳才で
この経数が活きていると思う。
保育者の言葉のかけ方・タイミングが・子もの思いを大切にしている。
1人ひとりが自分のやりたい事に向き合う
環境・(モノ・空間・時間)がある
やってみたい!!がたくさん。
環境との出会い方、そこに少しのヒントがあり、子どもの気付きを促す。
光の使い方、OHP他、ワクワクします!! 試行錯誤する環境
試行錯認する時間、空間が保証されている
生活に密着したもの、出来事から生まれた遊びをとことん楽しんでいる。 車、街、色、音
数量などに関心が持てる環境がある。年長カレンダーの大きさ、量りなど
ワクワク感をかきたてる環墳(手に取りたくなる)
先生たち自身が子どもたちとの遊び、環境を楽しんでいることがとても素敵。子どもたちの生きる力が伝わります!
年長児さんの大人と子ども達の(やりとり)対話が丁寧。プロセスがホワイドボードに明記されることでやりたい事も分かりやすく参考になりました。
様々な廃材がたくさん置いてあり、自分の好きなものを作っている姿がとても楽しそうでした。見ていてワフワクしました。
5才はっぱ→「ぎざぎざしてる」
気付きを本物の葉と色鉛筆でぬって表現。
気付きがさらにふえる。
→見てるだけではわからないこと描いてみわかったこともあったと思う。
こんなに人がいるのに集中して自分のつくりたいものを作っている子どもがすごい!!
ダンボールに1つで作りあげられた世界がとても魅力的です。
無地のダンボールにたし算でその時々で繰り広げられるアートの世界にひきこまれました。
園長先主と担任の先生のかけあい。子どもの姿からのあそびの広がり一緒になって楽しむ保育の輪を感じました。サポートの先生のフォローも!
表現あそび 子ども達はもちろん、先生方の表情もいきいきしていてとても楽しそうでした。
年長児クラスのおばけ作りで、子どもたちと先生で役割を分担している姿がよかった。
保育者がさりげなく目的にそった声かけそしているところが、素晴らしいと思いました。ありがとうございました。
子どもたち、1人ひとりが自分の思いで遊んでいる空間を見せていただきました。子どもの気持ちに寄り添いながらも、いい距離感で接している先生たち。とても素敵だな、いいな、と思いました。 職員バンドでの園長先生が先生方を紹介する言葉、合奏に園の雰囲気が出ていて、保育の場面ではありませんが、合奏から担任だけでなく全職員が同じ思いを持って保育されていることが感じられました。 年少さんの虫眼鏡を持った『はんにんぎちょう』の遊び、年中さんのぐらついていた消防車が男の子のふとした段ボールでピタッとはまった瞬間、年長さんの男の子同士のノールックで相手が欲しい素材を提供する姿、思わずニヤついてしまう瞬間を見させていただき楽しませて頂きました!遊びの続きが気になるものばかりでした!!
園内、保育室、廊下、壁…至る所に、子どもが立ち止まりたくなるような工夫がされていて、意図された環境構成を感じました。
本日は素晴らしい保育実践、環境構成を見させていただき、ありがとうございました。 自園でも子どもたちの声を拾い、子ども達のやってみたい!やどうして?という思いを保育で叶えていけるようにしていきたいです。
今日はお疲れ様でした! 子どもはもちろん、大人もわくわくするような環境設定、本当に圧巻でした。 年長児の一人ひとりが目的を持った取り組みをされていて、自分の目指す保育そのものでした。年中・年少児の表現あそびもそこにいるみんなが引き込まれるような活動で見ていてすごく楽しい気持ちになりました。 私の園では、保育士にべったりの子が何人もいて、それが今気になっていることの一つでしたが、第一幼稚園は子どもたちは一人ひとりが遊びの中で自立していて、自分のやりたいことに夢中になって遊び込んでいる姿が至る所で見られて、いいなぁと思いました。先生方もいい意味で先生、先生してらっしゃらず、日頃から子どもたちと同じ視線で保育をしてらっしゃるんだろうなと伝わってきました。また、入室の際にも「お片付けするよ」「お部屋入るよ」などの大きな声も聞こえず、みんなスムーズに入室していたことにも驚きました。保育士は環境を設定するだけで、あとは子どもからの主体的な関わりを待ったり、見守ったりされているところも凄く勉強になりました!これからの自分の保育に取り入れたい気づきが山ほどありました。 今日は本当にありがとうございました!
子どもたちが遊びながら発展を自分達でできる環境がいいなと思いました。
子どもたちが頑張って作ったものだからこそ、大切に思い、リサイクルするのも痛くないようにと丁寧に解体する優しさに感動しました。作ったものには命はないけど、命な大切さも伝えられると思いました。子どもたちの声を聞き逃さない先生方はすごいと思いました。
リサイクルという言葉は知っていても、なかなか子どもに提案するのは難しい。
それを上手く提案されたのはやはり今までの活動での子どもの姿や、先生方で話しあいをされた結果なのかなと感じた。
ただただ、素晴らしい取り組みに魅入るばかりでした。本来、日々試行錯誤しながら保育に取り組まれ、その努力は計り知れないとおもいますが、対談では、先生方が、明るくお応えになっていたので、「明日の保育を楽しみに」仕事に向き合っておられるのだと感じました。
また、保育はすぐに結果がでるものではないとこが面白さでもあり、苦悩するところの一つだと思いますが、高校生になった卒園児が自主的に活動しているというお話しに感銘をうけました。
謝辞
荒尾第一幼稚園の子どもたち・保護者の皆さん
秋田喜代美先生(学習院大学・東京大学名誉教授)
中ノ子先生(尚絅大学短期大学部)
塩村校長(荒尾市立清里小学校)
近隣の園の先生、小学校の先生、ファシリテーターを急遽引き受けてくれた先生方
お手伝いしてくれた学生の皆さん
子どもたちと一緒に見に来てくださったご家族の方々
偶然足を止め、耳を傾けてくださった地域の方々
ゆめタウンシティモール
兵庫県七松幼稚園の亀山先生
小鳩幼稚園の猿渡先生
荒尾市の浅田市長
荒尾市教育委員会の浦部教育長
荒尾市子育て支援課
今別府さん(熊本県庁)
熊本県私立幼稚園連合会
心強いソニー教育財団の皆さん
ありがとうございました。
荒尾第一幼稚園
もくじ
- 【報告1】公開保育
- 【報告1】秋田喜代美先生 荒尾第一幼稚園の公開保育を参観後の講評 要約
- 【報告1】園内環境見学11:30-12:00
- 【報告2】「子どもたちの声と見方・考え方」を伝えるポスター掲示
- 【報告2】「科学する心」を探す事例 ポスター討議
- 【報告3】保育と小学校の連携パネルディスカッション
- 【報告3】論文の実践 論文のその後実践 発表
- 【報告3】秋田喜代美先生と荒尾第一幼稚園職員との対談
- 【報告3】秋田喜代美先生講演「科学する心でつながるまなざし」要約
- 【報告4】アンケートでいただいた質問への回答
- 【報告4】実践発表会アンケートレポート(まとめ)
- 【報告4】実践発表会アンケート
- 【報告4】謝辞とspecial thanks