色と線のコンポジション(年少組 )

絵の具遊びは子どもたちの好きな遊びです。
描いている時は「こんなのできた!」と綺麗に描けたことを喜んでいても、

そのまま描き続けていると色が混ざって濁ってしまったり、
時間が経って乾いた時には汚い色になっている場面が多く、
せっかくの作品が残念だなと思っていました。

そこで、子どもたちが自分で作品を仕上げることができたらいいなと思い、
いろんな絵の具遊びを調べました。その時に、ピエト・モンドリアンという画家の絵を見つけました。これなら子どもたちにもできそう!と思いこれを取り入れることにしました。

初めは油性ペンで線を描くようにしていましたが、綺麗に描くことは難しかったため、結局ぐちゃぐちゃになってしまう場面もありました。何かいい方法はないかなと思っているところで、さくら組が運動会の時に黒いガムテープで文字を作っているのを思い出し、その方法を取り入れました。

ガムテープを貼ることによって、少しはみ出した絵の具もはじいてくれるので、子どもたちの中でも「綺麗な作品ができた!」と感じることができていた様子でした。

ガムテープの貼り方次第でいろんな作品が出来上がるのも、
子どもたちが面白いと感じるポイントのように思います。

出来上がった作品を壁に貼っているとそこに光を当てている場面も出てきました。

去年の七夕の時にもこういう場面が見られたので、子どもたちの中で綺麗にできたものには光を当てたくなるのかな?と密かに感じています。

どういう意図での行動なのか、もう少しじっくり見て行きたいなと思っているところです!

鏡とiPadのカメラ

昨日、年長組は「鏡とiPadのカメラ」を使って遊びました。

内容は、まず鏡の置く場所を決めます。そしてカメラのアングルを決めて、
子どもから目線、写真を撮りました。

見え方の面白さ、不思議さ、操る面白さ、を楽しむ面白い活動になりました。

そして、本日。

昨日はクラスの活動でしたが今日は、遊びの時間に子どもたちがiPadを持ち出してきました。

面白い場所を探していきいきと動く子ども達でした。

今まで見たことのないアングル、意識したことのない場所を探しているように感じました。

言葉にする「感性を育む」になると思います。

そしてさらに写真に絵を描く方法を教えてみました。

面白い作品ができました。

本来ならば描けない場所に描ける自由。

物の見え方、感じて描く。

このデバイスの保育への使い方の可能性を感じました。

登る人

なぜ今、深い学びなのか

この動画は入園説明会では配信する動画の冒頭に予定しているものです。
10月23日(土) 午前10時より入園説明会の動画配信いたします。
オンデマンド形式で1週間、配信する予定です。
入園を検討される方は是非、「入園のご案内」からお申し込みください。