年長組2月【気づきから生まれたトランプ製作・再び】

9月頃。『トランプで遊びたいけど、他の友達が使っているので遊べない』という思いから、トランプを自分たちで作った年長組。

当初、自作のトランプで遊ぶ格別の楽しさを味わっていましたが、不都合なことが起き始めました。 以下、2月の出来事です。

「大きさバラバラだね」〜気づきから生まれたトランプ製作〜

お弁当が終わった後の時間。
久しぶりに自分達で作ったトランプをしようという提案があり、ババ抜きをすることに‼︎ やっていく中で「(トランプの)大きさバラバラだね」ということに気付いた子ども達。

このトランプを作った時はそんなことは気にも留めていませんでしたが、今回は大きさが違うことでこれは何のカードか分かるという問題に直面したようです。

「ババがどれか分かっちゃう」「大きさ同じにしないとダメだね」「今度は同じ大きさで作ろう‼︎」 と、トランプ製作第2弾が始まりました。

今回は本物と同じようにしたいという気持ちが強かったので、使っているトランプで型取りをして作り進めています。

また、作っていく中で数人が同じカード(ハートの6)を作ってしまうという問題も起きました。そこでどうすればいいか考えます。

「これ描くねって言ったり何描いてるの?と聞けばいいよ」「数字で分ければいいんじゃ」 「みんな、この箱に数字に分けて置いていって」と小分けの蓋を用意し、

そこにカードが見えるように置こうということに決まりました。そして次の日 「いいこと考えた。終わったやつ(作り終わったカード)はこっちの机に置けば分かるんじゃない?」

と完成したカードが置いてある机に本物のカードも置くことにしたようです。そうすることで製作する机には、

これから作るカードしか残らないのでかぶることなく作れるということを考えたようです‼︎同じものを作ってしまったという問題に対して、

真剣に向き合っているからこそ1つの考えだけではなくもっといい方法があるかもと色々なアイディアが浮かんでくるのかなと思いました‼︎

さくら組(年長)2024.2.6