着々と進む協同製作 年長組

雛人形協同製作
「いっぱい日がたって、時間がかかって作るんだと初めてわかったよ」
帰りの会で、そんな感想が聞かれました。
現在、遊ぶ時間、製作の時間、自分で管理しながら着々と協同製作が進んでいます。

いまどんな状況か知らせるための環境づくりも大切です。
見通しと作業の量を「見える化」しています。

終わったもの、これから作るもの、わかるようにしています
製作の様子を知らせる掲示物

今日は暖かく、砂場でダイナミックな遊びが繰り広げられていました。

年中組 砂場ダイナミック

「落書き」と「作品」の間

中庭のデッキ沿いに「お絵かきの壁」があります。ドキュメンテーションで役目を終えた広用紙の裏紙を貼っています。基本的に自由なお絵描きの場ですが、保育者が何も関わらないと、「大きな紙でなくてもよかったかな」という絵になります。裏紙とは言え大きな紙ですからそう簡単に用意できない環境です。「広い紙」ということに相応しい活動を目指したいところです。ここで必要なのは環境を構成する保育者の役割です。

「お絵かきの壁」

 この日、大きな紙を貼っていると年中組の子ども達が集まってきました。「何描くの?」と子ども。私が「百階建ては?」と言うと。「いいね」と子どもたち。「家」や「ホテル」というテーマは製作活動で取り組んでいたり生活経験があるためか、思い思いに描き始めました。友達と一緒に描きやすいテーマなので協同絵画にもなりました。仕上がりに子ども自身も満足感を感じる作品となりました。

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他人から学ぶこと

けん玉 年長組

最近の研究では幼い子が他人から学ぶことは、想像よりはるかに多いことが示されている。そして特筆すべきは、意識的で計画的な教育から学ぶのはごくわずかであるということ

「思いどおりになんて育たない 反ペアレンティングの科学」
アリソン・ゴプニック著

アリソン・ゴプニックというとてもすごい視点をもっている発達心理学者が書いた本の文章のある一部です。

真っ先に思ったのが、子どもたちの間で流行っていたあやとり、折り紙など。友達の様子を見ながらどんどん上達していきます。iPadの操作にしても、私の想像より遥かに上手に扱い方を覚えます。駒にしても、竹馬にしても。そして、最近のけん玉も。

試行錯誤や探究、挑戦的課題に向かう環境を大切にしていきたいです。

3学期を前に

あけましておめでとうございます。

明日の3学期始業を前に、職員で勉強会をしました。
非認知能力を育むための協同的活動、ルールのある集団遊び、劇作りなど実践に取り組んできていますが、最近、この非認知能力をさらに丁寧に捉える考え方がでてきているようです。

「実行機能」

目標を保持する力。
目標に向かうために頭を切り替える力。

先日の「年長組劇作り実践記録」の中の姿では「劇をみんなで協力して完成させようとする主体的な姿勢」。よりよくするために、新しいやり方を取り入れていく姿、などが上げられるかもしれません。

感情の実行機能。思考の実行機能。
抑制、更新、シフト

言語性・視空間性のワーキングメモリ。
目と耳から情報が入った方が理解しやすいことはわかっていましたが、ごっこランドを見ている方の「子ども達の集中」も音声と視覚の情報が交わる中央実行系の働きで説明ができないかなと、本日の勉強会で感じました。私の仮説「ごっこランドを体験すると中央実行系を活性化させる」。エビデンスはありません。

昔、脳科学に興味をもって本を読みまくりましたがその時の知識が最近の発達心理学を理解するのに少し役に立ちそうです。

今年も、良い保育を目指していきます。

今年もよろしくお願いします。