「重くなってる!何で?」 ~重さの比較~

年少組

最近、泥だんごを作ると重さを測ることにも夢中な子ども達。

今日も作っていると「はかりに行こう!」と工房へと向かっていきます。針は指しているところを確認し重さを確認し、

「◯◯のは小さいね」「△△のが1番大きいね」「⬜︎のより⭐︎の方が大きいね」などと気づいたことを口にしていきます。

針の動く大きさによって大きくなると言うことも、この遊びの中で知ってきたように感じます。

 それから、また白砂をかけにいく子ども達。

一時するとまた「はかりに行こう‼︎」と工房へ。そして順番に泥だんごを乗せていきます。

するとR君が「あれ、重くなってる」と言うことに気づきました。

「えっ‼︎」とみんな驚いて、秤を覗くと確かにさっき測った時より重くなっていました。

「本当だ。何で?」と次々に他の子も自分の団子を測っていくと、みんな前より重くなっていました。

「何でだろうね⁉︎」と謎は深まっているようです。

ここでは自分と友達の大きさ、自分の昔と今の大きさの違いに気づく楽しさを味わっている子ども達です。

いつか、どうして重くなっているのか謎が解ける日を楽しみにしたいなと思っています♪

“It’s getting heavy! Why?” ~Comparison of weight~

(3 year old class)2023.1.11

Recently, children who are obsessed with measuring the weight when making mud dumplings.

When I was making it today, I went to the workshop saying, “Let’s go to the scales!” Check where the needle is pointing, check the weight,

“◯◯ is small,” “△△ is the biggest,” “⭐︎ is bigger than ⬜︎,” etc.

I feel that I have learned through this play that the scale of the movement of the needle makes it Heavier.

“Then the children went to sprinkle white sand on the mud dumplings.”

After a while, I went to the workshop again, saying, “Let’s go to the scales!” Then, in order, put the mud balls on the scale.

Then R noticed, “Oh, it’s getting heavy.”

Everyone was surprised, “Eh!”, and when I looked at the scale, it was definitely heavier than when I weighed it a while ago.

“Really? Why?” One by one, the other children weighed their own balls of mud, and they found that they were heavier than before.

The mystery of the children seems to be deepening.

Here are the children enjoying the joy of noticing the difference in size between themselves and their friends, and between their past and present size.

I’m looking forward to the day when I can solve the mystery of why it’s getting so heavy.

#earlychildhoodeducation

#Arao Daiichi Kindergarten

立体的に作る 3歳児

「こんなふうにつくりたい」~立体的に作る 3歳児 

1学期から親しんできた、保育室のダンボール製作コーナー。
いつも誰かが何かを作っている場所になっていて、いつも盛り上がっているなと感じます。

ロボットや恐竜、お人形に戦隊モノに出てくる武器、
そして最近では子ども達のイメージの中から生まれた創造的なものなど色々です。

初めの頃はテープをつけることもやっとの子ども達が
今では自分の力で色々なものを作り出している姿に成長を感じます。

これまでは平面のものを作ることが多かった子どもですが、
最近では平面を張り合わせて立体的なものを作ることも増えてきたように感じます。
選んだ段ボールを組み合わせて「こんな風にしたい」と保育者に伝えてくれます。
立体を作るとなるとお手伝いが必要です。
それをしっかりと伝えてくれる姿もいいなと思います。

これまで平面の世界だった子ども達。
子どもから見えているものが少しずつ広がりはじめ、
作るものに対してもこれまでよりも高度な技術が必要な作り方へと
変わってきているように思います。
そして出来上がるととても満足気で、作ったものを使って遊びも盛り上がっているようです‼︎

じょうごの先から水を流したい

~じょうごの先から水を流したい~

[ゆらす]

K君がじょうごを砂場にさしていました。
水を入れじっと見つめています。
それから、じょうごを持ってゆらし出しました。それを何度も繰り返します。
そして、砂に水が染み込む様子を見て「でた~」と保育者に訴えかけます。

[ふるいを使う]

次にふるいを持ってきてそこにじょうごを立てようと試みます。
これだけではじょうごは立ちません。そこで考え付いた方法が、3枚目の写真の砂場の砂で土手を作ってそこにさすものでした。そして、水を入れていきます。
直接砂場にさした時よりも早く水が減っていく様子を見てとても満足げでした‼︎

[これまでの遊びの経験]
 
始め、保育者は何がしたいのかな?と興味を持って見始めましたが、「あっ、じょうごの先から水が流れるようにしたいんだな」と分かってから試行錯誤している素敵な場面だなと感じました。砂に直接さしたら全然水が減らないので、「どうしたら水が流れるのか」をK君なりに考えたのです。

穴が空いていたら、すぐに流れるかもしれないとふるいを持ってくる。でも、ふるいにはじょうごはささらないから砂で固めてみる。この姿を見ていると
これまで遊びの中で経験したことがたくさん活かされています。

遊びの中で感じたり、気付いたり、できるようになった知識・技能を使い、「こうすればできるかな?」と考えたり、試したり思考力・判断力が顕著に表れている場面だなと感じました‼︎

年少組(3歳児)2022.7 ドキュメンテーションより