年長組 劇作り 「15ひきのねこ ふくろのなか」

キーワード

  • 小道具作り 過去に使った技法を活用(学習の転移)
  • BGM作り iPadを利用した創作活動(育ちの可能性を拡張するツール)。友達の作品を認める姿。
  • 背景製作 巨大絵画 協同製作
  • 劇の練習 振り返りで自分たちの上達を感じる(メタ認知)
  • 意欲、学びに向かう力

ごっこランドまでの道のり

目的を共有し、友達と一緒に劇をつくり上げる喜びを

 ごっこランドに向けて期待が膨らむとともに「あと◯日」と日にちを意識しながら見通しを持って自分達の活動を進めている子ども達です。

 ごっこランドまでの過程を大切に、一人ひとりが自分の力を発揮しながら友達と一緒に協力してやり遂げようとする経験を重ね、自信につながるようにしていきたいという思いで取り組んでいるところです。

こんな力が育つといいな

  • 今までに経験してきたことを取り入れながら、互いにイメージを言葉で伝え合い進めていき、劇を作り上げていく楽しさ
  • 自分の力をはっきしている姿を認め合いながら、みんなで一緒に表現する楽しさを味わうこと
  • 自分達で主体的に関わりながら見通しを持つ力

小道具作り

劇で使うものをみんなで、どんな風に作るか考える時間を作りました。

◎「運動会の門で作ったみたいに、テープで文字を作れば?」
◎「花の棒(茎)は画用紙で棒を作ってすればいいんじゃない」

 これまでの経験を劇の小道具作りに活かしていく子ども達。話し合いの中でも意見を聞いて「それいいね」と共感したり、作っていく中で、「字書いていくから貼って」と役割分担しながら進めていました。

 このように自分達で使うものを作って取り入れることで、より劇に対して主体的に関わりながら楽しんで取り組めるのかなと思います。

BGM作り

今回は新たな取り組みとして、iPadでBGM作りにも挑戦してみました。 いろんな楽器がある中でその場面に似合いそうなものを選んでリズムやメロディーをつけていきます。

始めは何とくなく触っていたら曲ができたというような作り方でしたが、やり方が分かってくると「楽しそうな曲にしよう」「今度は悲しそうな場面」と目的を持って劇に必要そうな場面を選んで作っていく姿へと変わっていきました。

 そして友達のできたものを聞いて「いいね」「ピッタリじゃない」と認めてくれる姿もたくさん見られ嬉しく思います。

背景作り

4つあるうちの2つを子ども達に描いてもらいました。大きな紙に2グループに分かれ描いていきます。

 まずはお手本となる絵本の絵をじっくり見始めた子ども達。そして「ぼく木描くね」「じゃ、私は山描く」と役割を決め、大きさも考えながら「このくいらいかな」と大体の大きさを決めます。

 このようにみんなで描くという意識を持って色塗りまでやり終えた子ども達。近くで見るとどこまでできたのかわからないけど、遠くから見てみるとまだ足りない部分が見えてくるようで「あっ、まだここ塗れてなかった」「◯ ちゃん、その上塗ってくれる?」と気がついたことを声をかけ合いながら進めていました。

 出来あがった絵を見て「すご~い」と大満足でした。

劇の練習

 劇の練習もはじまっています。セリフを覚えたり、動きを覚えたり。たくさん覚えることはあるけれど楽しくやっています。

 そして最後にみんなで練習の振り返りをしています。そこで「もっとこうしたほうがいいよね」ということを出し合ったり「ここがよかったと思う」「この前より上手になってた」と良いところを見つけながら自分達で作り上げる経験をしているところです。自分たちを客観的に見ることができているのが印象的でした。

 そして次に練習するときはみんなで決めたことを共通理解し始めます。そうやってよりいい劇にしようという意識に繋がるといいなと思います。

みんなで劇作り