これから生きる子どもたちに必要な力

10/17 年長組 アトリエ

少し前の文部科学省の資料に以下のようなことが書かれていました。

「これからの社会を生きる子どもたちは、自ら課題を発見し解決する力、コミュニケーション能力、物事を多様な観点から考察する力、様々な情報を取捨選択できる力などが求められると考えられます」

どうしてこのような教育が望まれるのか。

大雑把な言い方をしますが、
少し前の社会では会社の先輩や師匠・先代など、教育係に相当する人から、教えられたことをしっかり覚えて行っていれば、会社やお店はずっと続いていく、というところが多かったのだと思います。

今の社会、近隣のお店から企業まで、10年同じ形態でいられるところは少ないと思います。使える知識(駆動する知識)を使って、社会の変化に対応していく力が必要のようです。それを育むのが新しい教育です。

荒尾第一幼稚園の今日の何気ない日常の保育の中に、
「自ら課題を発見し解決する力、コミュニケーション能力、物事を多様な観点から考察する力、様々な情報を取捨選択できる力」
これらを育む活動がたくさん見られます。

年長組、ここ数日の活動の発展として形作り。

3回折ると三角。6回折ると6角形と形ができ好きな形を「これはいえみたい」「観覧車作ってる」と自分で考えイメージしながら作っていく。グループで作っていけたらいいねと話しているところ。

形作り


年中組。

映画作り。だんだん、保育者がいなくても準備をしたり連絡をしたりする姿も見えてきた。写真、手前寝ている子たちは、自分がカメラに映らないようにして、人形を操っているところ。

映画撮影

動物作りでは、塗りたかった色がなかったため、自分たちで色づくりをしてから色を塗る。「灰色って何色混ぜる?」と保育者に聞いてきた子に対して「白と黒でできるよ」と教えてくれる子がいた。

象さん 着色

恐竜は石から「絵」へ。

アンキロサウルスとステゴサウルス

年少組

ハサミで切った形を色んなものに見立ててノリで貼っていくことを楽しむ。「これを作るから、この材料がいる!」と選んで切っていく子どもの姿などあった。また、真っ白の紙を自分の考えた形に切って黙々と作り進める姿があった。

自由自在に