始めたことで見えてきたこと

中庭の畑

2019年度は保育環境を大きく変えて、始めました。
子どもたちがすぐに製作などができる小アトリエの空間。
日にちをかけて取り組むプロジェクト活動。
その活動の中で協同、創意工夫、粘り強さなど
を育んでいく保育をさらに充実させました。

新たな取り組みを始めたことで見えてきたことがたくさんありました。

iPadも今年度はじめて、創作活動の道具として導入しました。
ずっとiPadだけを使う生活にならないように使えるアプリを管理して取り組みました。

当初は、「ただ触っている」「いじくりまわしている」という姿から
意図のある創作活動になっていきました。

懸念していたiPadに偏った生活にはなりませんでした。これはたぶん、配慮の結果と、
園生活の他の部分も充実しているからだと思えました。

表現活動の可能性を広げる以外にも、
子どもと子どもを結びつけたり、友達の作品を認める機会をたくさん作り出しました。

保育の質の向上にゴールはないとつくづく感じます。
毎年、毎年、子どもたちはいろいろなことに気づかせてくれます。
そして、成長し、卒園していきます。
2020年度。今までの子どもたちの生活を基にさらに保育を深めていきます。

最近、パソコンのスケジュール管理のカレンダーに書き込む量が多くなってきました。

昨年秋の新制度が始まってからでしょうか。大きな仕事が終わると、たまった事務を片付けるというサイクルで過ごしています。Blogの更新にムラがありましたが、来年度も保育の様子を発信していきたいと思います。