水が減る?〜なぜの前

年少組、2日間続いている遊びの中で出来事です。 
容器の中に砂を1/3、水を満杯になるまで入れて、スプーンでかき混ぜる。
この容器は少し割れていて、少しずつ水が漏れている。

割れていることには、気づいていない様子だが、水が減っていることには気づいている。
かき回していると、水の減りが早くなるので不思議に思っている様子。

砂を取り出し、きれいな水を入れてカップの観察。
カップの底に水が垂れているのに気づき、スプーンで触っている。
容器に問題があることに気が付いたのか?

遊びの空間と時間があることが大切です。幼児教育で育む資質能力の3つの柱というものがあります。

1つ目「豊かな体験を通じて、感じたり、気づいたり、わかったりできるようになったりする『知識及び技能の基礎』」

2つ目は「気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり表現したりする『思考力、判断力、表現力等の基礎』」

3つ目「心情、意欲、態度、育つ中で、よりよい生活を営もうとする『学びに向かう力・人間性』」

カップとスプーンの遊びには、資質能力の3つの柱が相互に関連しあって見られます。

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