先週のドキュメンテーション〜6/2
紙の質感から絵を描く~感じたものを描いていく~
さくら組(5歳児)
色々な種類の紙を置いていると、子ども達は「どんな感じだろう」と触ったりして素材と出会い、そこから自分で好きな紙を選んで絵を描いて楽しんでいました。
Mちゃんは始め、①の絵を描いて
「あさがお描いた」と見せてくれました。
そして次に黒の紙を選んで④の絵を描きます。描きながら「夜みたい」と夜の風景を描いていました‼︎
すると③夕方、④昼の順番で絵を描いて絵を完成させていました。
紙の質感も夕方やお昼に似合うものを選んでいるように感じ素敵だなと感じました。
①と④を描いたことで朝昼晩が連想され、並べてある紙を見てその時期にぴったりの紙が選ばれたのではないかなと思います。
素材を自由に選び、興味を持って関わったことで1つの物語のような表現が生み出されたのかなと思います。
自分の思いと友達の思い
もも組(4歳児)
100階建ての家づくりを通して、自分の思いと友達の思いの違いを知り、お互いが納得できるように譲り合って作り進めていこうとする姿が出てきたなと感じます。
自分は黄色を塗りたい、友達は赤を塗りたいときにはお互い好きな色を塗ってみることで納得していました。完成したものをみたときに少しイメージと違うところはお互いに塗り直す
姿もあり、より本物っぽくするという気持ちは似ているのかなと感じます。
太陽や月をどうつけるかを考えるときにはエレベーターのような方法を採用するのか、常に上にぶら下げておくのかを考えました。お互いの思いを採用できるように、エレベーターの方法で両方とも常にぶら下げることができるようにしようと決めました。
今は自分たちの思いを保育者に伝えることで、友達との思いの違いに気づくことがほとんどですが、これから自分たちで話し合おうとする様子に変わっていくのかなと楽しみにしているところです!!
水を入れたい!
ひよこ組(3歳児)
プラスチックの容器に水を入れている友達を見て、
自分もやってみようといくつか空箱を持ってきました。
水を入れましたが、底から水が漏れてしまいます。
手で押さえて水を止めようとしますが、やっぱり水が落ちてきます。
その様子を見ていた他の子が「これがいいかも!」と違う箱を持ってきてくれました。
2人でいくつかの箱を試しましたがほとんど水が漏れてしまいました。
しかし、プラスチックでできた味噌の容器は、水が漏れませんでした。
「大成功~!」と嬉しそうな表情でした。
2人で水が漏れない箱を探すという、共通の目的に向かって試している姿がいいなと思いました。2人の会話はほとんどありませんでしたが、1人が水を出してもう1人が箱を支えたり、目を合わせて笑ったりと、気持ちが通じ合っているように感じました。この体験を重ねて、友達と課題を解決していく力や協働性を育んでいくのだと思います。