「里芋の葉っぱの撥水効果」
何気ない遊びのなかに、たくさんの気づき、考え、予測、運動、心の動き、表現など資質・能力を育む機会があります。二人の3歳児の様子です。
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葉っぱの上の水の玉を指でつっつくと動いて楽しい。
そのうちに水の玉が全部落ちてなくなってしまった。
「どうしよう?」と思考し「これは?」と小さな予測、形状の丸まった葉っぱを選択する。
また勢いよく水がこぼれてしまうが小さな「水の玉」ができる。
次に最初の葉っぱに試みた葉っぱに移動。
繊細な傾け方で水を流し込む。小さな「水の玉」ができる
そっと傾ける。勢いがつかないように流せば良いことに気付いた様子。
繊細な動きができる運動機能の育ち(技能)が、「知識の基礎」になる。
他の葉っぱに手を添えて水を垂らす。流れる水を感じる。
少し考えて、最初の葉っぱに、勢いよく水を落とす。
水の流れが水の玉を流したことに気づいたのか。
水流の軌跡に気づく。
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ジョウロで葉っぱに水をかける。
流れ落ちる水。
撥水の様子を見る子ども。
地面に使い葉っぱに水をかけて、「水の玉」が出来たよう。
「あ、出来た!」
30mほど離れたところに水を汲みに行き、戻ってくる。2回ほど繰り返す。
120mを移動。そのうち半分は水入れたジョウロを持ってこぼさないように歩く。
葉っぱに水をかけ、流れた水が自分の足にかかることに気づく。
「ぬれちやった」
自分が濡れない位置で水をかける。(腕の力と腹筋)
次に、葉っぱに手を添えて、溜まるように水をかける。
【楽しそうに】掛け声を囁くように。(「水が水が水が」と言っているのか?)
葉っぱに水が溜まる。今まで一番大きな「水の玉」ができる。
【驚くように】「お、これ、でかい仲間やん!」
最初に出来ていた「小さな水の玉」が集まって大きくなった、というこの子の表現。
【ポツリと】「おちた」