ケイドロ・缶蹴りの深まり・働き方改善と質の向上

年長組のケイドロや缶蹴りなど、
ルールのある集団遊びをしている姿が一段と頼もしくなってきました。
確かなルールを子どもたちで共有して、遊びを楽しんでいる姿があります。

年中組は友達との会話のやりとりが多くなってきました。
降園時に友達にさよならの挨拶と「明日も遊ぼうね」の言葉が、
あちこちで聞かれ始めました。友達との関係がより深まるように友達との製作途中の作品を残しておけるよう保育室環境を変更しました。

奥のアトリエ空間が充実し、手前に空間ができました。(夕方撮影)

働き方改善と質の向上

働く環境改善のため、新しい仕組みを初めて1ヶ月が過ぎました。

降園時間を保護者の方に協力いただきました。
園務の当番のあり方を徹底的に見直し、

5分、10分の時間を作り出しました。そして、
放課後の教材研究の時間、保育者の休憩時間を作り出せました。
職員の日常の残業はほとんどなくなりました。

2年前には「できるわけがない」と思っていたことですが、
やればできるものなんだなと改めて思っています。

一番大切な、保育について、日常の保育は当然ですが
大小、新しい取り組みも生み出せています。保育の質の向上に今後も取り組んでいきます。

保護者の皆さんに、ご協力いただいていること
本当に感謝しております。ありがとうございます。

活動がすぐはじまる環境

幼児教育は環境を通して行います。
「環境を通した教育」がどういうものなのか、少しでもお伝えできればと思い作った動画です。 年少組、新年度と当初の保育室環境から洋服作りに発展していった様子を紹介しています。

【遊びと学び】入園を検討されている方へ

遊びと学びについてしぼって解説しています。

初めてのお子さんの時、幼児教育をどう考えていけば良いのか?
いろいろな考えを聞いて迷われることもあると思います。

「幼稚園では遊びなのか?」「勉強もしたほうが良いのか?」

と悩まれている保護者の方にとって、参考になればと思って作った動画です。
「遊びと学び」について、私立幼稚園の園長として学んできたことを個人の解釈としてですが、最新の考えでまとめました。

対話・協同的態度の育ち〜年長組でも難しい話し合い

作戦会議中「バツ」に気づいた

【対話・協同的態度の育ち~年長組でも難しい話し合い】

年長組「運動会競技 箱積み」の作戦会議の場面です。
相手チームに勝つために「積んだ箱の途中を持ち上げて、間に箱を入れていこう」
と話し合っています。

女の子たち数人を中心に話し合いが進み、
「賛成の人?」と女の子が採決を促したところ、

反対側の男の子が「えっ、なに?なに?なに?」と言いました。
進行役の女の子は作戦内容を説明し、
もう一度、「賛成の人?」と挙手による採決をとったところ、

反対側の男の子が手で「バツ」を作りました。
進行役の女の子が「ダメだってぇ~、バツ作ってるよ!」と気がつきます。

ここで先生がバツを作った男の子に、思っていた言葉を伝えるように促しました。

「声が小ちゃくて聞こえなかった」と男の子は言いました。

この話し合いは「作戦会議」なので、隣で同じように話し合いをしているチームに聞こえないように小声で話していました。

他の男の子が「近くに行って話してあげたら」と提案します。
女の子は移動して、もう一度作戦内容を説明しました。

そして採決。全員賛成の手を挙げました。
この動画、男の子の言動が目を引いたので、そこに注目して見ていましたが、
職員でもう一度、詳細にこの場面を見ると、
男の子が「バツ」を作っている場面で、他の女の子が同じように男の子を見ながら「バツ」を作っていることに気がつきました。

進行役女児が移動して説明したあとの挙手では、
一番最初に素早く納得したように手を挙げたのが、この女の子でした。

話し合いは年長組でも難しいものです。

意見を伝えることも難しいですし、意見を聴くことがさらに子どもは苦手と思います。
この時の話し合いが成り立ったのは、なぜか?

箱積みで勝ちたいというみんなの思いが
明確にあったことがひとつあげられると思います。

話し合いの形を整えた保育者の援助も、大きく関係していたように思います。
他の人が言ったこと、していることに関心が向けられていたこと。

他者の言動が受け入れられる基礎が育ちつつあること。
今までの園生活で、クラス活動での小グループでの話し合い、大テーブルの対話が生まれる環境、ケイドロや缶蹴りで起きるトラブルの話し合い、それらを積み重ねて育まれてきた力と考えます。

運動会は「運動会当日の出来栄えが目的ではない」と本園ではよく言います。
それは向かう日々の中で、このような体験をしていくことが保育として大切と
私たちは考えているからです。

作戦会議後
職員の振り返り