Web風の顔通信4月号No.3

年長組保育室

2020年度に向けて‼︎                              S.M                           

 2020年度がスタートしました‼︎いつもと違ったスタートとなりましたが、今年度も子ども達と楽しく、いろいろなことを一緒に挑戦する年にしていきたいなと思います。 

 子ども達は新しい環境にワクワクや期待、戸惑いや不安といろいろな感情を持っているだろうなと思います。まずは子ども達が安心して過ごせるよう環境を作ったり、子ども達の遊んでいる中の「いいね!」と思うところをたくさん見つけて伝えていきたいなと思っているところです。

また、さくら組の最初の学期は「友達と一緒に遊ぶと楽しいね♪」をたくさん感じられる時間にしていきたいなと思います。それは年長児になると仲間の存在が大きくなってくる時期で、特定の友達だけでなく、人との関わりも幅が出てきます。好きな遊びを通して友達への親しみをより豊かにしていったり、活動によっていろいろな友達と関わることのおもしろさやきっかけ作りを意識していきたいなと思います。七夕会や運動会、ごっこランドにひな人形製作など、子ども達一人ひとりが力を出し合いながら取り組む姿を想像するとワクワクしてきます♪一人ひとりが力を発揮しながら、相談したり工夫して取り組めるよう環境も工夫していきたいなと思います‼︎そしてこのような体験を通して仲間意識を育みながら、協力することの楽しさや喜び、そして大変さを感じ、同じ目的に向かってやり遂げる満足感や達成感を味わって欲しいなと思います。

 なので、この時期の「子ども同士の関係性を深めていくきっかけ(土台)」作りを大切に、楽しく過ごしていきたいなと思います‼︎

どうぞよろしくお願いします♪

物と出会う N.M

 4月から新しい環境になり、新学期初日の子どもたちの様子は『どんなことが待っているかな?』『頑張るぞ!』と期待やワクワクしている姿が見られていました。私も、副担任として初めてのさくら組に入らせていただき、子どもたちと同様ワクワクやドキドキした気持ちでいます。

今、研修動画を見て他の幼稚園での実践や子どもの捉え方など改めて勉強させいただいています。そこで、『子どもと物(素材や自然にあるものなど)をどう楽しく出会わせるかが大事!』と言う言葉が印象に残りました。ある幼稚園での実戦では、ストック用の大きなノリを子どもたちには何かを伝えずに「これ使って遊んでいいよ」と紙の上に出していました。ノリの他にも色の変化が出るよう食紅を加えたりしながら手や足を使ってダイナミックにノリの感色を楽しんでいる写真がありました。その姿を見て、ノリとは貼るために使う道具としか捉えていなかったので「作っているのにベタベタして嫌だな」と感じていた子どもたちも、このような経験をする事でノリという物に対しての見方・捉え方が少し変わってくるのではないかと思いました。

幼稚園には様々な道具・用具・素材などがあります。遊びの中で音・形・手触り・動きなどを楽しみ、一人一人の子どもが感じる物との関わりの面白さを一緒に共有していきたいです。また、私自身ももっと柔軟に物を捉えて、子どもがどんなことに興味を持っているのか言葉や表情から深く読みとり自から興味を持って動き出せるような環境を考えていきたいです!今年度もよろしくお願いします。