夏、蝉、知識技能の基礎、朝顔
虫捕りに夢中の年長組たち。夏らしい風景でした。
この虫かごと網、虫を捕まえたりすると興奮してか、すっかり忘れられ、
当初は片付けに意識がなかったのですが、最近は使った後、片付けられています。
年少組がバケツの中に皿状の容器を浮かべて「浮かぶ!」と言いました。
次々と容器を乗せても、船のように浮かんでいます。
それを見ていた他の子が、「これはどうだろう?」とザルを水の中に入れましたが、沈みました。取り出して「ここがわれてるからかな?」
幼児期に育む「資質能力」の中に「知識・技能の基礎」というのがあります。
「知識・技能」でなく「知識・技能の基礎」。
「簡単な知識・技能」ではなく「知識・技能の基礎」なのです。
「知ってる・出来る」をやがて、より「使える物」にするための体験です。
その事やその物を将来、考えるなどする時、
連想したり、結び付けたり、無意識に呼び出したりする物や事などを
蓄積するための多様な体験。
「知識・技能の基礎」を私はそのように解釈しています。
萎れた朝顔で作った色水です。