「ロボットどうなる?」

「ロボットどうなる?」

もも(年中)組 3月7日

みんなで一生懸命作ったロボットたち。そろそろもも組での生活も終わるという話をしている時に、このロボットたちの話になりました。

このロボットたちは大きすぎて持って帰ることはできないので、写真にしてそれぞれ持ち帰ることはすぐに決まりましたが、

その後このロボットたちはどうなるのかという問題になりました。

「さくら組になったら全部連れていく」

「そしたら新しい先生ダメって言ったらどうする?」

「大きすぎてさくら組の部屋に入らなそう」

「ありがとうってして壊す?」

「壊したら可哀想だから、お遊戯室の後ろのところにずっと隠してほしい」

「隠すだけだったら意味ないじゃん」

いろんな意見がありました。聞いている子どもたちもどれも全部気持ちが分かるという様子でした。

とっても悩んでいた子どもたちでしたが、最終的には「さくら組さんもお別れするからロビンたちもお別れしたほうがいい」ということに、

ロビン2号はまだ完成していないから、さくら組になっても連れて行くということに決まりました。

今までの製作物は保育者が子どもたちに気づかれないように壊したりしていましたが、今回は初めてみんなで「その後」のことを考えました。

ここまで愛着を持っているロボットたちを自分たちの手で手放すことに決めたので、最後の過程まで子どもたちに任せ、物の大切さを実感できたらいいなと思っています。