一緒に遊ぶ友達の存在
年少組ドキュメンテーション2022/5/2
今のひよこ組の子ども達は自分のやりたい事、面白そうな事に関心を持っていてそれを1人で黙々とやっていたり、同じことを一緒の空間でそれぞれが楽しんでいるという時期なのかなと感じます。
先日の外遊び。山に登って、そこから走って降りる遊びを楽しんでいた子ども達。自分の力で登ること、そしてそこから降りれることに喜びを感じているように思いました。
そこへ、「楽しそうだな」と他の子もやってきます。最初は自分の力だけで頑張ってみようと挑戦していきますが、頂上付近にくると高さや傾斜でうまく登れないことも‼︎
するとそれを見ていた子が手を差し出してくれます。頑張って登っていた子も、差し伸べられた手に気づき、その手を握り返します♪
そして次に別の子もやって来て、山の中腹あたりで止まってしまいました。今度は今手伝ってもらった子が手を差し伸べます‼︎優しさがつながり、優しさの連鎖が生まれた瞬間を見た気がしました。
最近、女の子達は部屋に置いてあるドレスを着てプリンセスごっこを楽しんでいます。この3人も一緒にドレスを着てごっこの世界を楽しんでいます。きっとこの体験が今回の手を差し出すという行動に繋がっているのかなと感じます。一緒に同じことをするって楽しいねという気持ちを味わっているんだろうなと思います。一緒に同じことをする楽しさが、どんどんイメージを共有し合いながら遊びを作っていく(協同する)楽しさへと発展する最初の1歩を見たような気がします♪
ひよこ組(3歳児)2022.5.2