「夏祭り2023」 4年ぶりに行います!

夏祭り2023、本日開催します。

画像は駐車場の場所です。

令和5年7月22日(土)    午後4時45分~午後8時00分

今回の夏祭りは「食べ物」の販売は致しません。各家庭でご用意ください。「休憩所」や「園庭」にテーブルなどご用意いたします。ご自由にお使いください。ゴミは各自お持ち帰りください。

駐車場  荒尾市陸上競技場ゲートボール場下の駐車場(入口 電話ボックス)

https://goo.gl/maps/BhH8UFhRj46rJtW58

内 容 (予定)

泥ダンゴコンテスト(園庭)   16:45~18:15

※新ルール 泥ダンゴコンテストは従来、当日制作した物としていましたが、在園児は事前に遊びの時間につくった作品でのエントリーを可とし、当日もその作品を仕上げることを可とします。

カラダで作ろう大量の土ねんど(お遊戯室) 16:45~17:30

・即興劇、ごっこ遊びで大冒険(お遊戯室) 17:30~18:15     

・大行燈作り (工房) 16:45~18:15

素材の部屋(ひよこ組) 16:45~18:15
・動く光と影の部屋(もも組) 16:45~18:15
・休憩所(さくら組)
16:45~18:40

かき氷・飲み物販売 17:15~18:15

休憩所(さくら組) 16:45~18:40

園庭 舞台スケジュール

泥ダンゴ審査1 18:20~18:40

みんな園庭に集合! 18:40~19:55

大蛇 行進 18:55~19:15

 ①さくらともも ②さくらとひよこ ③卒園生1年から~3年生

盆踊り1 19:15~19:25

表彰式(泥ダンゴコンテスト) 19:25~19:35

盆踊り2 19:35~19:45

お帰りの会 19:45~19:50

  プロジェクションマッピング   19:50~20:00

 幼稚園前駐車場や道路に無理に止めますと、夏祭り中苦情がくることがあります。職員数が少ないため、その苦情に対応していると夏祭りの催し物が止まってしまいます。ご協力お願いします。

親子で楽しむ夏の夜


7/22(土)、夏祭りです! よろしくお願いします!

大きな灯・行燈製作


幼稚園の畑の藍の葉っぱ。スリコギでギコギコすると、色が出ます。
ひまわり畑を塗ってください!  陽が落ちたら行燈にします。

「即興劇・お話を創って遊ぼう」
お遊戯室の後半の部で行います。参加は自由です。

お話で遊ぶごっこ遊びは、荒尾第一幼稚園の得意技です! 今回はそれに、みんなとお話の世界を創って、混ぜて、煮込んで即興劇を創ってみたいと思います。面白いか、面白くないか。参加するみんなも一緒に背負ってください。ドキドキの時間を過ごしましょう。

「100かいだてのいえ」が「宇宙」に届くまで~環境構成の説明

子どもに何かを学ばせたい時、大人はどんな方法を用いるでしょうか?

「繰り返し丁寧に何度も伝える」が一般的な回答になるでしょう。「1+2=3だよ、わかった?」と何度も繰り返せば歌の歌詞を覚えるように覚えるでしょう。しかし、繰り返し伝えることで幼児が何を学んでいるのか、気をつけなければなりません。まだ「2」や「+」が何を表しているのかあいまいの時に「いちたすにはさん」という音を学んでいたり、また正解すると怒られないや褒められることを学んでいるならば、深い学びにつながる知識の基礎の学習としては、あまり意味がありません。

子どもの育ちを考えて保育者が「場所」「モノ」「出来事」をコーディネートすることを「環境構成」といいます。この「環境」、子どもたちから捉えると、いずれ知識を学ぶ時や、学んだ知識を思い出す時の「手がかりとなる場」になります。例えば、壁に『絵本・100階建の家』のような部屋を画用紙1枚に描いて先生が貼った。そのあと自分が1枚、友達が1枚貼った。今、3階建という体験。

 この活動は天井まで続きました。積み上がっていくとこが子どもたちにとって面白かったのだと思います。「面白かった」という心の動きは「手がかりとなる場」を思い出すときにとても重要になります。例に挙げた「数の感覚」は子どもの育ちの姿の一面です。他にも、「高さ・広さ・大きさの感覚」「エレベータに滑車の利用」「エレベータ操作の順番待ち(規範意識)」「友達と協力すること」「吊るす前に裏も塗っておく計画性」「友達との折衷案が上手く行った経験・いかない経験」「人に作業を伝える時の伝え方」「工夫」「表現」「情報の利用」「色の混色」「自立心」。みんなで「課題解決」を解決してより良くしていく「学びに向かう力」。「100かいだてのいえ」が「宇宙」に届くまで、たくさんの学びがありました。

「環境構成」にあたって遊びが続くようにと、保育者が考えたこと。


「一人一人の作品を合わせて大きなものを作るほうがこの時期の子供にあっている。脚立で貼っていく。高くなる面白さを感じさせる。部屋にする画用紙の大きさは、程よい作業時間で終わるサイズにする。次々と新しいものができると、子どもたちから「もっとこれがあったらいいな」がたくさん出てくる。その言葉を逃さずに聞き、新しい環境を作っていく。」

絵本「100かいだてのいえ」から始まった遊びが「宇宙」に届いた後、「光」の遊びが始まりました。夏祭りでは、この場を園児、保護者が楽しめる場にします。「100かいだてのいえ」の実践の記録も掲示しています。「環境を通した保育」は目新しいことではなく、幼児教育の基本です。昔から荒尾第一幼稚園は保育を説明してきましたが、さらにわかりやすく夏祭りを機会に伝えしたいと思います。

ご近所、小さなお子様のいるご家庭など、お誘い合わせの上、遊びに来てください。

保育における「踊り」と「感情共同体」

荒尾第一幼稚園の子どもたちは、踊りが好きです。踊りの楽しさを保育のねらいにしているからだと思います。踊りは、音楽やリズムに合わせ身体を動かします。わかる範囲で歌詞の持つ意味や音楽の作り出す雰囲気、元気、勇ましく、楽しくなど感情の表現を行います。それを一人で踊っても楽しいのですが、友達といっしょに踊ればさらにまた楽しさがあります。

他者の視点も考えられる年長組の運動会ダンスになると、「かっこよく見せるためにどうすればいいか」など話し合いができるようになります。踊りの楽しさを損ねることなく、そこに保育のねらいを持ってきます。「環境を通した保育」です。

 夏祭りの盆踊りは楽しく踊ります。輪になって、真ん中の先生と、仲間たちを見ながら、「安心できるコミュニティー」の中で身体と感情の自己表現の楽しさを友達と共有します(もちろん見ているだけでもよいですよ)。夏祭りでは「保護者」も泥ダンゴコンテストの参加者であり、かき氷屋さん等のスタッフでもあり、もしかしたら「即興劇」の演者でもあり、子どもたちにとって単なるお客さんとは違う存在と思います。それが安心できるコミュニティーなっていきます。子どもたちが表現しやすい環境を整えることも「環境構成」です。その中で「豊かな感性と表現」「言葉による伝え合い」「協同性」の育ちにつながっていく体験をしていきます。

※夏祭りは大雨でない限り、雨天でも22日(土)に行う方針でいます。

泥ダンゴコンテスト〜水が使える大切さ1

泥ダンゴは砂や土に水を混ぜて作ります。どこの場所の土が良いのか? (探索、試行錯誤、情報収集)

土と水の調合。混ぜ具合は? 力の入れ方は?(試行錯誤、予測) 
白砂の採集(根気、友達との関係の深まり)
泥ダンゴを磨く(手の繊細な運動、社会性…ダンゴ磨きの集まりの輪ができる)
泥ダンゴを布で磨く、ビニールで保管(道具の効果を知る)
時々壊れた時の悔しい気持ち(堪える、切り替える。友達が同じようになったとき、友達の気持ちを知る。友達のダンゴも大切にする)
磨くだけで楽しい。どんどんピカピカになっていくのが嬉しい。(自立心)
泥ダンゴ作りは頭と体と心を働かせます。
泥ダンゴに限らず、泥が固まると移動させることができます。お店屋さんごっこのなかでクッキー等を作ることがありますがお皿に乗せるほどして「数」の感覚も養われると思います。園庭で水が使えて、多少汚れても良い服でできる遊びです。

夏祭りは、午後4時45分から始めます。ご近所・お知り合いに小さいお子さんのいらっしゃる方がおりましたら是非、お誘いいただければと思います。

夏祭り、4年ぶりに行います!

1年生、2年生、3年生も都合がつきましたら大蛇を担ぎにきてください。
駐車場は荒尾市陸上競技場のケートボール場下の駐車場です。