iPadを使った幼児教育の可能性

「ウヒアハが落ちるところ(の音)」「良いんじゃない!」

連日iPadの話になりますが、いま手応えを感じています。

園庭で水を使って遊べるというだけで、それを「泥んこ保育やってます」と言いたくない、という気持ちと同じように、
iPadを使っているから「ICT教育やってます」と言いたくない気持ちがあります。

特別なことでなく、日常の中に、創作活動の道具として使えたらと思い、導入しました。

手探りで実践してきましたが、こうやって使えばいいというものが見えてきました。
保育として特別なことでなく、普通の良い保育が必要で、
その上にiPadがあると、面白い普通の保育ができるのです。

今日のある場面。

iPadを使って男の子が劇に使う音を作りました。
「ウヒアハの落ちるところ(に合う音)」と言って
クラスの女の子に聞かせると
「良いんじゃない! すごい!」と答えました。

友達の創造性を驚きを持って認める会話を生み出しました。
普段の生活でも起きることですが、iPadの分かりやすさ、見やすさで
このような場面があちこちで見られるようです。
仲間の中での自分存在を感じたり、友達のすごいところを伝えたり、
提案したり、話し合ったりする日常の保育です。

可能性を感じます。
「手応えを感じている」を確かなものにしていきたいと考えています。