さくら組ハウス (年長組)

「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」との関わり

「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」というものが幼稚園教育要領にあります。
これは、個別に取り上げて育てるものでもなければ、到達目標でもありません。

幼稚園の教師が適切にかかわることで、幼稚園の生活の終わり頃にみられるようになる具体的な姿です。

「もしこの姿が見られれば、今までの園生活の中で資質・能力を育てようとした保育内容は上手くいってますよ。見られなければ、教師の関わり方や環境構成などを見直しましょう」というものです(と私は理解しています)。

年長組の担任が「牛乳パックの家づくり活動」を「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を使って掲示物にまとめました。画像ですがご覧ください。非認知能力・認知能力、絡み合った面白い活動となりました。(後日、Blog記事にして再掲します)

牛乳パックのご協力、ありがとうございました。


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私(園長)の印象に残ったところ。

「道徳性・規範意識の芽生え」
完成のイメージをみんなで決めたことで、実現するにあたってやり方を守る必要性が生まれ、規範意識が芽生えるというところ。「規範意識の芽生え」を育んでいく環境がここにあもあるのか!という小さな驚き。

「自立心」
牛乳パックをまっすぐにしないと上手くいかない。そのために、自分たちがしなければならないことを自覚すること。
知識技能の基礎と非認知能力のつながり。

    (1)健康な心と体

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